ロマ書12:17~21「愛の勧め⑮」<敵の頭に燃える炭火を積む>!善をもって悪に打ち勝つ! | 聖書と私とコーヒーと+ワン

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~「わたしは道であり、真理であり、命である。」(ヨハネ14:6)~

この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を
あなたがたに与えることができます。(Ⅱテモテ3:15)

 

ロマ書12:17~21

17 だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。

 

18 あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。

 

19 愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」

 

20 もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい渇いたなら、飲ませなさいそうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです

 

21 悪に負けてはいけませんかえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい

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愛の勧め(15)

5.敵にパンを与える

「愛の勧め」についての学びが続きます。今回は、第5と第6の勧めを見てみます。

 

もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです」(20節)。

 

(1)この勧めにも、旧約聖書の背景があります。

もしあなたを憎む者が飢えているなら、パンを食べさせ、渇いているなら、水を飲ませよ。あなたはこうして彼の頭に燃える炭火を積むことになり、【主】があなたに報いてくださる」(箴25:21〜22)。

 

(2)2列王記6:21〜23には、素晴らしい実例が描かれています。

 

「イスラエルの王は彼らを見て、エリシャに言った。『私が打ちましょうか。私が打ちましょうか。わが父よ』。エリシャは言った。『打ってはなりませんあなたは自分のでとりこにした者を打ち殺しますか彼らにパンと水をあてがい、飲み食いさせて、彼らの主君のもとに行かせなさい』。そこで、王は彼らのために盛大なもてなしをして、彼らに飲み食いをさせて後、彼らを帰した。こうして彼らは自分たちの主君のもとに戻って行った。それからはアラムの略奪隊は、二度とイスラエルの地に侵入して来なかった」。

 

(3)「頭に燃える炭火を積むという意味を誤解している人がいます。これは、より深い地獄、より深い苦しみに落とす、ということではありません。これは、善を受けた側が、深い痛み、悲しみを経験する、ということですつまり、敵に善を行うなら、罪人を悔い改めへと導く行為となる、という意味です

 

6.善をもって悪に打ち勝つ

悪に負けてはいけませんかえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい(21節)。

 

これは、17〜20節のまとめとなっています。

(1)悪を武器として悪と戦うなら、より深刻な対立を生みます善こそ、最大の武器であることを覚えましょう

 

(2)敵を友人とすることこそ、悪との戦いのゴールであることを認識しましょう


12章の学びを終えるに当たって、ローマ12:1を再度確認してみます。すべての勧めは、この聖句から出ています

 

「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です」

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きょうの祈り

天の父なる神さま。私は、「生きた供え物」としての自己認識のもとに生きる決心をしましたどうか、私の献身をお受け取りください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

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年間聖書通読

申命記21~22マタイの福音書24

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<3月2023:花調べ中:歩道脇花壇にて>

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2023年3月28日(火)☁18℃/湿度62%/am

 

「敵にパンを与える」

「善をもって悪に打ち勝つ」

 

ホント、「聖書」って

難しいことを要求してきますネ。

(-_-;)

 

でも、

イエスさまの生涯は

「善」をもって「悪」と戦った生涯。

 

そして、十字架上では

その身を木にはりつけた輩たちの為に

「父よ、彼らをお赦しください。

自分が何をしているのか知らないのです」と

とりなしてくださった。

 

わたし(たち)は、その

イエスさまの御霊を頂いている。

「約束の聖霊」。

 

主イエスの霊の内にあるなら

その「霊」によって

わたし(たち)も変えられていく、

のですよネ。

 

主イエスの御霊の内を生きるように

イエスさまは

約束の聖霊をお送りくださった。

 

もはや、今ある私(たち)は

常に主の内にある。

このことを覚えて

常に喜び絶えず祈り

すべてのこと感謝していきたく思います。

 

ハレルヤ

尊き主イエスの御名を崇め

主イエスによって

父である神に感謝いたします。

(コロサイ3:17)

おねがい