<新共同訳>
【香をたく祭壇】
25彼はアカシヤ材で香をたく祭壇を造った。寸法は縦一アンマ、横一アンマの正方形に、高さ二アンマとした。そして、その四隅の角を祭壇から生えるように作った。
26祭壇の上の面と四つの側面と角を純金で覆い、金の飾り縁を作った。27また、二個の金環を作り、それを金の飾り縁の下の両側に相対するように取り付け、担ぐための棒を差し入れる環とした。28この棒もアカシヤ材で作り、金で覆った。
29また、聖なる聖別の油と、香料師の混ぜ合わせ方に従って純粋な香草の香を作った。
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「牧師の書斎」さんより
画像を引用させて頂きました。
香壇も香壇を運ぶ担ぎ棒も同様に、材料はアカシヤ材の上に純金をかぶせたものです。これは、契約の箱、パンを供える机、青銅の祭壇、および聖所の柱と板と同様に、人となられたイェシュア(アカシヤ材)が神の御子であることを表わすために、純金がかぶせられているのです。
「香壇」から立ち上る煙が象徴しているのは聖徒たちの祈りです。その祈りを神にとりなすことが大祭司(祭司たち)の務めです。
聖所の中にある「パンを供える机」「燭台」「香壇」はすべて密接な関連性を持っていると考えられます。「机」は永遠のいのちを与える天からのパンを、燭台はやみの世界に神のご計画を照らし出す天からの光を、「香壇」は神のご計画を実現させる祈りを象徴し、すべてが密接な関連性を有しています。
したがって、「香壇」から立ち上る煙が象徴している聖徒たちの祈りとは、私たちが考えているような「祈り」ではありません。神のご計画が実現することにかかわる神のみこころ、神の御旨とその目的に深くかかわる「祈り」と言えます。
「香壇」に象徴される「聖徒たちの祈り」が、神のご計画と神の約束が実現することと関連しているとすれば、その「祈り」とはどんな祈りなのでしょうか。使徒パウロはローマ人への手紙8章26~28節で次のように述べています。
つづきは、リンク先へ。
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<clay>解説
〔香の壇と聖なる注ぎの油〕
「香の壇(出30:1~10の成就)」
この箇所でも、命令と成就の関係が見られる。香をたくための壇を作るようにとの命令は、出30:1 〜10 で与えられた。その成就が、この箇所(25 〜28 節)である。
香の壇は、聖所と至聖所を仕切る垂れ幕のすぐ前に置かれ、毎日、朝と夕暮れにその上で香がたかれた。
(1)香をたくのは、任命を受けた祭司の仕事である。幕屋全般わたって言えることだが、【主】が命じた方法で奉仕をすることが重要である。香をたくことも、例外ではない。しかし、アロンの息子のナダブとアビフは、自分勝手に香をたいたため、滅びてしまった。
レビ10:1 〜 2にそのことが記録されている。
「さて、アロンの子ナダブとアビフは、・・・その上に香を盛り、【主】が彼らに命じなかった異なった火を【主】の前にささげた。すると、主の前から火が出て、彼らを焼き尽くし、彼らは主の前で死んだ」。
(2)日々神の前に立ち上る香は、聖徒たちの祈りを象徴している(黙5:8、8:4 参照)。神は、私たちの祈りを麗しい香として受け取ってくださる。
主イエスは、「またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです」(ヨハ14:13)と言われた。
「聖なる注ぎの油(出30:22~33の成就)」
幕屋の中をきよめる方法として、血、水、油の3 つが用いられた。
(1)聖なる注ぎの油は、神が命じた調合法によって混ぜ合わされた。もし、これに似たものを調合するなら、その者は死ななければならない。香料もまた、神が命じたとおりの調合法で作られた。これと似たものを作って、これをかぐ者は誰でも、死ななければならない。
(2)この油は、幕屋の様々な器具を聖別するためのものである。祭司も、この油によって聖別された。
(3)メシアとは、「聖なる注ぎの油によって聖別された方」のことである。イザヤは、そのようなメシアの出現を預言し(イザ61:1)、それがイエスにあって成就した(使10:38)。イエスが受けた油注ぎとは、聖霊の油注ぎである。
イエスは、メシアとしての働きに必要な力を聖霊から受けたが、新約時代の信者もまた油注ぎを受ける(2 コリ1:21、1 ヨハ2:20、27 参照)。
新約時代の油注ぎは、回心の時に起こることで、それには永続性がある。この油注ぎは、みことばの真理を理解する力と関係がある。聖霊の油注ぎが与えられていることを認め、みことばの学びに取り組もう。
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<clay>きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。聖徒たちの祈りがかぐわしい香であることを知りました。きょうも御前に、あなたに喜ばれる祈りをささげることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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年間聖書通読
エゼキエル書28~29、詩篇77 ~ 78
本日も配信ありがとうございました。
m(_ _)m
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8月29日(月)☆彡
25.8℃/59%(エアコン稼働中)
どうやら
「台風11号」がやってきそうです。
かなり強い暴風の気配です。
この夏は無事だったなぁ、
と思いきや、
忘れた頃にやってきそうです。
また、近年では 私的に
ちょっと 見なれないコースです。
今回も、ちょっと
ズレてくれないかなぁと
希望的観測。
一番たちが悪いのはノロノロ台風。
迷走台風もありましたね。
沖縄が台風銀座と呼ばれていた頃、
9月10月の台風は当たり前だったよう。
あの頃はせいぜい風速40M級で
大型と呼んでいたのが
なつかしく思いだされます。
台風がこなければ
サンゴも死んでしまうそう。?
自然界の仕組みも不思議です。
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今回の箇所で
印象深い解説のことば。
聖所の中にある「パンを供える机」「燭台」「香壇」はすべて密接な関連性を持っていると考えられます。
「机」は永遠のいのちを与える天からのパンを、「燭台」はやみの世界に神のご計画を照らし出す天からの光を、「香壇」は神のご計画を実現させる祈りを象徴し、すべてが密接な関連性を有しています
すべては関連性をもっている。
幕屋の内に隠されて在る「イェシュア」を
深く深く味い知ることができますように。
尊き主イエスの御名によって。
ハレルヤ
アーメン
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