<新改訳>
【幕屋建設の指示】(2)
1 【主】はモーセに告げて仰せられた。
2 「わたしに奉納物をささげるように、イスラエル人に告げよ。すべて、心から進んでささげる人から、わたしへの奉納物を受け取らなければならない。
3 彼らから受けてよい奉納物は次のものである。金、銀、青銅、
4 青色、紫色、緋色の撚り糸、亜麻布、やぎの毛、
5 赤くなめした雄羊の皮、じゅごんの皮、アカシヤ材、
6 燈油、そそぎの油とかおりの高い香のための香料、
7 エポデや胸当てにはめ込むしまめのうや宝石。
******************************
<clay>解説
〔幕屋のための奉納物〕
「奉納物の原則」
神はシナイ山の頂上にあって、シャカイナグローリーの中からモーセに語っている。
「わたしに奉納物をささげるように、イスラエル人に告げよ。すべて、心から進んでささげる人から、わたしへの奉納物を受け取らなければならない」。
(1)強制ではなく、心から進んで捧げる人から、奉納物を受け取る。
(2)身分、経済力、捧げ物の多寡に関係なしに受け取る。つまり、その捧げ物が自発的であるかどうかだけが条件となる。
(3)神殿建設の際にも、ダビデとその民は同じことをするようになる(1 歴29:6 〜 14)。
(4)律法の時代でも自発性が要求されたとするなら、恵みの時代に入った今は、なおさら自発的に捧げる必要がある。
自発的でない例が、出エジプト32 章に出て来る。金の子牛事件では、アロンが「私のところに持って来なさい」と命じている。これは、強制的な捧げ物である。
「奉納物はエジプト人から受けたもの」
奉納物はすべて、エジプト人から受けたものである。
出エジプト12:36 には、次のようにあった。
「【主】はエジプトがこの民に好意を持つようにされたので、エジプト人は彼らの求めを聞き入れた。こうして彼らはエジプトからはぎ取った」(新改訳2017)。
(1)イスラエルの民がエジプト人から富を得ることができたのは、【主】の働きのゆえである。つまり、民の奉納物は、もともと【主】から与えられたものなのである。私たちの捧げ物にも、これと同じ原則が適用される。
(2)各人が異なった富を所有していた。ある者は1 種類、ある者は2 種類、あるいはそれ以上を捧げた。彼らは、幕屋建設に必要な材料だけを捧げた。
(3)合計15 種類の建設資材が列挙されている。
①金、②銀、③青銅、
④青色の撚り糸、
⑤紫色の撚り糸、
⑥緋色の撚り糸、
⑦亜麻布(エジプトの名産。祭司の衣装となる)、
⑧やぎの毛(天幕の材料として最適)、
⑨赤くなめした雄羊の皮
(幕屋の覆いとして使用される)、
⑩じゅごんの皮
(海に住む哺乳動物。紅海に住む)、
⑪アカシヤ材
(シナイ半島にある唯一の木。
根が地中深く張る)、
⑫燈油(オリーブ油)、
⑬そそぎの油とかおりの高い香のための香料、
⑭エポデや胸当てにはめ込むしまめのう、
⑮その他の宝石。
自分にどのような賜物があるか、主の働きにどのように貢献できるか、黙想してみよう。
誰にでも、少なくとも一つは賜物がある。
自発的に捧げる人、自発的に奉仕する人を、主は祝福してくださる。
****************************
~~~~~~~~~~~~~~
<clay>きょうの祈り
全知全能の神よ。あなたの豊かさの中から、私も豊かな賜物を受けました。神の栄光のためにそれを用いることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
**************************
年間聖書通読
イザヤ書26~27、ローマ人への手紙10
本日も配信ありがとうございました。
m(_ _)m
~~~~~~~~~~~~~~
6月28日(火)☀快晴(^○^)
27℃/82%
日の出まではと、
まだ熱気の静まった外気に
方々のサッシ窓を開ける。
かすかにレースが揺れる。
気が付くともう
太陽が昇っている。
薄暗かった窓景も
一気に鮮やかさをまとう。
エアコン消して
どこまでもつかなぁ。
猫ちゃんもベランダでおくつろぎ。
さて、
今日は昨日と同じ個所。
丁寧に解説してくださってます。
15種類の建設資材。
それらは全部、
エジプトからのものだった。
エジプト人の好意の贈り物。
主の働きによるものだった。
「金は我がもの銀もわがもの」
とおっしゃる神さま。
銀はわたしのもの、
金もわたしのものと
万軍の主は言われる。
(ハガイ2:8 新共同訳)
神さまの「配分」。
神さまを礼拝するための「必要」は
また、神さまが与えてくださる。
イエスさまを通して
与えんとされている「恵み」。
この「恵み」によって強くあれ、と
主はのたもう。
そこで、わたしの子よ、
あなたはキリスト・イエスにおける
恵みによって強くなりなさい。
(Ⅱテモテ2:1 新共同訳)
変に勘違いせずに、
変に誤解せずに、
遠慮せずに、
堂々と、
もっともっと
主の「恵み」に敏感になっていきたいです。
もっともっと
主の「恵み」を受け取りたいです。
「恵みに満たされ続けていきたいです。
主イエスの御名によって
感謝し讃美いたします。
今日の一日暑くなりそうです。
蝉が鳴いています!![]()
![]()
本格的な夏到来ですね。
今日の一日に感謝します。
ハレルヤ
![]()

