主の真理(まこと)は
荒磯(あらそ)の岩、
さかまく波にも などか動かん
(おりかえし)
くすしきかな あまつみ神、
げに尊きかな とこしえの主。
主のめぐみは 浜のまさご、
その数いかでか 計りうべき。
うつりゆく世、さだめなき身、
ただ主に頼りて 安きをぞえん。
つもれるつみ、ふかきけがれ、
ただ主を仰ぎて 救いをぞえん。
日本で初めて讃美歌集が発行されたのは明治7年(1874)とされていますが、それから10年あまりの間は小冊子の形で各種の讃美歌集から作られ、しだいに整ったものとなってゆきました。
明治15年(1882)に出た「讃美歌並楽譜」の中にこの歌の原形があり、作者は残念ながら不明です。
曲はユダヤの伝統的旋律といわれ、東洋的なひびきを持っています。 (VICTOR TWIN BEST:P6より)
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つい 涙してしまいました。
旧約聖書の民の痕跡、
ユダヤの民の流浪、
その民族的苦難のさまざまが
かって、また 現在も
さまざまな映像を通して
眼の奥に記憶されたものが
なぜか
もの悲しい旋律とともに
フラッシュバックのように
うかんできます。
なぜ、
何ゆえに、
神に選ばれた民は
主の意図した道を歩めなかったのだろう。
そこに
神の意図を阻む者、
神に敵対する者の存在、
そのすさまじき策略と攻撃を
見る思いがします。
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”YouTube”で
「讃美歌第85番」を見つけました。
わたしは、普段
「讃美歌」集を用いません。
たまたま 購入した
「VICTOR TWIN BEST」、
「讃美歌名曲集」の1枚目に
収録されているのを聴きました。
最近は
朝、このCDを流していますが、
今朝は、特に
第85番の旋律に
心うたれてしまいました。
感謝でした。
ハレルヤ