昨日、子供の卒業式だった。
うちの子の学校は制服がないので、卒業式では多くの女子が袴を着る。うちも夏ごろにレンタルの予約を入れて、昨日は朝早くから美容院に行って着付けをしてもらった。
私はあまりイベント事で着飾ることに興味がなく、高校の卒業式は標準服だったし、成人式はサークルの競技会に出ていたので参加してないから振袖は着てないし、大学の卒業式ではスーツだった。
でも子供はわりといつもと違う格好をすることに興味があるようだ。髪型など下調べして美容師さんに希望を伝えて、思っていた通りの仕上がりにしてもらえたとご満悦であった。
男子でも袴の子がちらほらいて、女子はほとんどが袴だったので非常に華やかだった。
厳粛な式が始まったが、こちらはここのところ子供2人分の入学手続きやいろいろなことの手配でバタバタしていて、無事に着付けが終了したことでその日のミッションはすでに終了した気になっていて、腑抜けた状態で椅子に座っていた。
3年間だとあっという間だなと感じるのかもしれないが、6年間だとそれなりに長かったなと思う。
卒業生の言葉を述べた子、合唱で指揮をした子、ピアノを弾いた子、みんな同じクラスになったこともあるし、子供から話を聞く機会もあった馴染みのある子たちで、感慨深かった。
子供は受験時のトラウマから、椅子に長時間座っていると気分が悪くなるというのからまだ完全には抜け出せていなくて、卒業式は大丈夫だろうかと心配していたのだけど、大丈夫だったようだ。(なぜか夜の打ち上げで食事しているときは変な動悸がしたと言っていたけど・・・。)
実りある中高6年間だったと思う。
うちの子のようなお一人様も大丈夫でマイペースな性格の子にも居場所があり、非常にいい距離感で周囲とつき合えたのではないかと思う。
受験期も、周りの子たちも頑張っている雰囲気に刺激を受けながら過ごしていた。
Z会で志望大学の名前のついた英語のコースを取っていたのだけど、成績優秀者にいつも同じ学校の誰かが子供とともに載っていて(学校名と会員番号しか載らない)、「誰かなぁ」と言いながら、ライバルではなく同志という感覚であった。
河合塾の冠模試で初めてA判定をもらったとき、実は冊子に名前が載ったのだけど、一緒に同じ学校の子も載っていて、置いていかれないようにしたいというのも励みにもなったようだ。
昨夜子供から撮った写真をたくさん見せてもらった。
私がファンだった男子生徒がいるのだけど、子供はわざわざ彼とツーショットを撮ってきた。部活の子たちとの写真もたくさんあった。後輩だけでなく、卒業した先輩も駆けつけてくれたそうだ。楽しかったんだなというのがわかる表情だ。
今子供の学校では、一部の部活が縮小傾向にあったり、文化祭のやり方が変わりそうだったり、少々動きがあるようである。
何か1つのことしかできないというのではなくて、勉強も部活も行事も全力投球するという生徒の姿勢がこの学校の魅力の1つでもあるし、子供たち自身が自分で考えて、メリハリつけて過ごす練習をする格好の場でもあったので、そういう学校の良さがこのまま変わらないといいんだけどな、と思っている。