古河 スパイダー
実家に帰った時に、高校時代の友達がやっているライブハウス「スパイダー」をのぞいてきた。20代そこそこの若いバンドが楽しそうに演奏してるのを見てると、感動してこっちもがんばらなくちゃという気持ちになった。自分たちの高校生時代には、こんな場所が近所がなかった為に市の公会堂とかでやることになってサイズがデカすぎて盛り上がりを作れる雰囲気じゃなかった。スパイダーのサイズは心地よかったし、爆発したい気分をさらけ出せるこんな場所は若い時ホントに必要だと思う。店をやってる人は来てくれる人みんなのことを考えて店をやってる。そのひとつひとつが街を作ってる。点の集合が大きな塊の魅力になる。変に街のことを考えてると言って騒いでるだけの人たちはその本質を見失ってる気がした。そのことを気づかせてくれたし、元気もらった。
日産セレナ 水族館飼育員篇
日産セレナの「こどもみらいセレナ」新作CMを作りました。こんどは水族館の飼育員の体験を通して、海の生き物たちに関係する何らかのみらいのヒントをつかみとってくれたら嬉しいなと思って作りました。さあ、こどもの未来を見つけにセレナで出かけてみませんか。
CD=伊藤健志 PL=小島曜 AD=金子敦 C=谷山雅計+中村圭 Dir=松崎茂登 撮影=大橋仁 STY=CHIYO Pr=浜谷英輝 PM=谷ヶ崎深志
プーパッポンカリーと
下北沢は不思議な街です。街のエネルギーが人と人をぐいぐい繋げていくような、そんなチカラを感じます。昨夜もたまたまタイ料理を「ティッチャイ」へ食べに行ったらギターをつま弾いてる方がいました。もちろん下北沢では音楽をやってる人や芝居をしている人、絵を描いてる人などが集まっているわけだから珍しいことではないんですが、何と言ったらいいか、音楽がすっーと自分の中に入ってきたようなそんな感覚でした。聴いた後、身体がポカポカするようなそんな気分になったのはサボテン高水春菜さんの歌声でした。練習をなさってたようですが、プーパッポンカリーを食べながら聴いていた私たちはちょっとトクしてしまいました。下北沢という街はリアルな世界でのソーシャルネットワークサービスって感じたりします。今まで出会わなかった音楽にそんなカタチで出会ったり、お店の人が応援したり、お客さんがいいね!と思ったり。そしてそれがまた広がっていったりする。サボテン高水春菜さんの「拝啓スプートニク」がタワーレコードなどで発売中です。
ぼくらのよあけと阿佐ヶ谷住宅
「ぼくらのよあけ」の表紙の背景が、たまたま開いたCasa BRUTUSの記事の阿佐ヶ谷住宅だということに気づいたんです。物語の中でも重要な舞台だった。その阿佐ヶ谷住宅に再開発計画の話が上がっているという。自分が育った場所でもないのに、すでに思い出の場所になっていて寂しく感じました。そう、この表紙のように木陰が気持ち良さそうな緑ってすごく大切。こどもの頃の記憶と同じように大切なのにね。たぶん下北沢の再開発が身近な問題なので余計にそう思うのかもしれません。下北沢の小田急線地下化でできた跡地グリーンラインにはたくさん樹々を植えて次の世代が遊びまくれる場所にしたいよ。
20年前に描いた絵
実家に帰ると、20年前に自分が描いた絵が壁にかかっている。不思議なことだが、まったく自分で描いた気がしない。もちろん記憶がなくなったというわけではなく、違う自分が描いた感じがする。そんな時法事で親戚一同が集まった席で、おばさんに「絵をちょうだい」と言われた。でも自分でも自分が描いた気がしないわけだから、何だか勝手に絵をあげることはできなかった。今はデザインしたり絵を描いたりして仕事をしている。でもその時は絵を描くことが仕事ではなかった。おばさんが言った何気ない言葉は何だか20年前の絵を描いている気持ちを思い出させてくれる言葉だった。そしてやらなきゃいけないことを気づかせてくれた。そう、仕事の前にもともと何かを作りたいことがあって、たまたまそれが仕事になっているんだった。それは奇跡のようにありがたいことでとても感謝している。


















