今回の記事は、

まあ「副産物」ではありますが、

なぜとくに書きたくなったか、というと、

まあ個人的な理由があります。




僕はとくに徹底的に探求する、というのがクセなのですが、

そうすると、

「詳しくなりすぎると、みんなに分からない」

ということが骨身にしみてよくわかっているからです。




本当に深い知恵や、

上質なものになっていくほど、

「違い」というのは「わずか」になっていきます。





しかし面白いのは、

その変わりに価格は跳ね上がるのです。




わずかな違いは、専門の人にしか分かりませんが、

そこを探求していくのには非常にお金がかかります。





当然商品の開発なども同様だと思いますが、

「もうちょっとココさえ良ければ・・・・」

と提供しようとすると、

突然コストが跳ね上がるのです。





たとえば、ファッションについてもそうですが、

「あ、ここだけもうちょっとタイトなら」

「この色さえもうちょっと明るければなあ・・・」

という服を探すと、

とつぜん価格は跳ね上がるものです。

それだけ、「わずかな違い」にはお金がかかるものです。




スーツなんかもそうですよね。

2~5万円のスーツと、ビスポーク(オーダーメイド)のスーツ(30万円~)を比べると、

分からない人には、それだけの価格の違いはわからないですよね。

「なんでこっちなら何着も買えるのに、それを1着だけ買うの?」

と思っちゃうわけですよ。




たぶんそれぞれの分野で、

「違いが分かる人」っていうのは、

割合的には5%以下、

そして、そのレベルからさらに一段深く・細かくなったところでは、

それのさらに5%以下・・・

なっていきますから、

ほんとうに細かい違いの分かる人なんて一握りもいない、

くらいのものだと思います。




たとえば

正直、家電に詳しくないキマとしては、

手洗いと、20年前の洗濯機と、最新の洗濯機、

「洗浄力」の違いなんて分からないです!!!

分かる人、います?

でも、それが、日本の企業がやっていることなんですよね。




そっちの方向のベクトル、

「縦のベクトル」といえるかもしれませんが、

そっちの方向は、たしかに素晴らしいものです。




それをやってくれる人がいなければ、

人類の文化も科学も発展しません。




でも、経済的には、「正しい」といえるベクトルではないんですね。




だから僕もよく葛藤しています。

レベルを下げて、「誰にでも分かる」けど「粗い」セミナーをやるべきか・・・と。




まあ、結局それはどうもできない!

というのが個人的な答えですが、

そうしていると、やっぱりお金は入って来ませんね。




日本の「オタク的ビジネスモデル」が、

よくいわれる「ガラパゴス」を生み出しています。




自然の世界を見ていると面白いのは、

たしかに「多様性」は、全体としては面白いですが、

やっぱり「勢力」としては弱いんですよね。




「多様化」は「生き残る」ための手段です。

しかも「多様化」は、

「多様化したから生きられる」、

ではなく、

「多様化によって、生き残る種が出る」、

ということですから、

かなりの種は滅びるわけですよ。




日本の「オタク的ビジネスモデル」で育った企業は、

どんなに海外の企業が伸びても、

「生き残る企業は必ず出る」

とはいえますが、

でも、

「ほとんどは死に絶えますけどね」

というのが、

自然を観察しつづけてきた者から言えることでしょう。





景気を良くする、

つまり経済を良くするためには、

そうではいけない。

「勢力」を伸ばさなきゃいけないわけです。





そのためには、

つねに一番大きなマーケットを狙わないといけない。

そこは「極端」ではなく、

もっとも「凡庸」と感じてしまうところなんですよね。





「そんな製品もうあるよ」

「そんなの見飽きてるよ」

なんてものが、

重要なのです。





まあちなみに、

僕は、わかっていてもそういう仕事は苦手ですが・・・(^^;)

なんとかこれからも、ひっそり生き残っていこうと思います。

応援、よろしくお願いしますね!★

人育て、子育てを日々実践している人間として、

ずっと考えていたテーマ。

「頭がイイ」ってどういうことを言うんだろう?

というテーマ。




今日、やっと「これだ!」と思える定義を見つけた。

もうこれで、子育てや教育には迷わない。




何が「頭がイイ」ということなのかわからなければ、

親としては、子供をどう育てていったらいいのか分からない。




大企業に勤められるようになるのが頭がいいコト?

それとも、

「効率が良い」っていうのが頭がいいコト?

いやいや、

情報処理能力が速いのが頭がいいコト?




国が違えば、そういう1つのことは決して通じなかったりする。

いろいろな国のことを考えたり、

いろいろな状況でのことを考えたり、

時代のことを考えたりしていると、

そこに共通する本当の「頭がいい」はなかなか見えてこない。




それでもようやく「答え」にたどり着いた。

もうこれで、世界共通、どんな時代でも間違いないと思う。

ウチの子孫には、これをずっと伝えていこう。




日本中で、みんながこの定義を知ってもらって子育て・教育してくれたら、

日本は変わると思うな。




↓それでは発表☆★☆↓




『頭が良い』とは・・・

みんなが「できない」と思うことを、やれること/できるようにできること。





僕は、人間の身体や行動、精神や人間関係や社会性などの「全体性」をふまえ、

この定義以上に良い方向性の「頭」の使い方はない、

と考えました。





まあ、「頭の良さ」にはいろいろあるとは思うのですが、

これ以外は別の言葉で表現すればいいような気がするんですよ★

「頭が良い」というあえて抽象的な物言いだからこそ、

こういうなんとも抽象的な価値観で、かつ「現実的」な意味合いをもった定義が良いのでは、と思うのです。




いろいろ情報処理ができても、現実に変化をもたらせなければなんにもなりません。

どんなに複雑な理屈をこねられても、それが実際に時代を動かすようなものでなければ、

ただの「妄想」にしか過ぎません。




そういう意味では、

先日お亡くなりになった僕の敬愛する故スティーブ・ジョブズ氏は、

まさに近年で最高峰に「頭が良い」人だったと思います。

RIP.
昨日の続きです。




なんか面倒になってきたので、ざっくり書きますが、

日本は「オタク的ビジネスモデルだけ」にハマっていたので、

経済が収縮しました。




つまり、

「商品開発」

の方向性が間違っていたのです。





分かるでしょうか?

一番大きいマーケットは、

「誰もが、『違い』がわかる」レベル

までのマーケットです。

ここを狙うしかない。




となると、ほぼ全員にそのレベルの商品が行き渡ってしまった国では、

発展の可能性はありません。




じゃあ、いわゆる海外へ出ろ、ってことか?

な~~~んだ。




と思ったら、そういうことはないんです。




日本は、海外に出る時も、

「オタク的ビジネスモデル」

を手放さずに出てしまいました。




「誰もが、『違い』がわかる」レベル

を超えた商品を、販売しよう、としていたのです。





だから、

「富裕層向け」

にしか売れない、

というのはあらかじめ分かることなのです。




「細かい違い」が分かるのは、

とっくに「誰もが、『違い』がわかる」レベルのモノを持っていた富裕層、

さらにその一部の人だけだからですね。





そうではない。

根本的にそうではないのです。




日本のメーカー・サービスがやるべきことは、

まず明確に、自分の商品について、

「誰もが、『違い』がわかる」レベル

を見極め、

そしてそれを「どれだけ安くできるか?」

という方向性で開発すべきだったのです。




たとえば、私の部屋には94年製のクーラーがありますが、

はっきりいって、品質はこのレベルで十分、なわけです。




で、このクーラーが、たった5000円で手に入る!

となれば、

途上国などでクーラーを持っている人は飛びつきますね。




プラスチックにしても、

なかのICチップや半導体などにしても、

もっと安く、もっとカンタンに、

と開発していけば、

世界中の人が、

(「誰もが、『違い』がわかる」レベルで)品質の良い商品を、

安く手に入れられるようになるのです。




これこそが、日本が高度経済成長をしたときの、

「もっと良い製品を、もっと安く、そして全ての国民に!」

というスローガンが成り立つ状況であり、

そのスローガンが経済成長において正しい、ということ証明するのです。




世界中の人が、「誰もが、『違い』がわかる」レベルのモノを手に入れた時、

はじめて、「次」のレベルの商品が売れるようになるのです。





「より貧困な人に、より上質な商品を、より安く!」


これが日本の、というか、日本に限らず経済を加速させていくための鍵なのです。





こういう理由で、

より安価な中国や韓国製品は日本の製品より売れます。

でも、韓国や中国がオタク的な「上質」を求める方向に開発をすすめていけば、

徐々に縮小していくのは間違いありません。




人というのは、

「あるレベル以上は、自分の関心事、または感性が豊かなこと以外には、その質の違いは分からない」

これを重々、よく認識すべきでしょう。




日本で10~20年前に発売した商品、

世界中の「求める人」が欲しているのは、その時の品質の商品で十分なのです。




「最新」も「最高」もいりません。(つねに少しは必要ですが、現実的には。)

「十分」に注目することが、経済にとってはとてもとても大事なのです。




20年前の製品をもって、世界に出よう!





追伸:

ちなみに、僕は「次の世代の産業」について予測ができました。

今回の記事は、実はその予測の派生物みたいなものです。

ただ、「次の世代の産業」ついては、

実践のなかで、これから確かめていきたいと思うので、まだ発表はしません。

うまくいけば、僕のビジネスが大きくなっていくと思うので、

「キマの考えることは、的を得ているのか?」と、

楽しみにしておいてください。(^^)