ビジネスについて、その根本を探っていた旅も、1つの区切りの駅についたようです。
僕は、
「なぜ大企業は利益が数%しかないのか?」
「なぜほとんどの会社は借金をしているのか?」
「なぜ10のうち9の会社が数年で倒産する、と言われているのか?」
不思議でなりませんでした。
昨日の発見をする過程で、
その疑問に対する答えを得たように思います。
つまり、それは
「売上が増えるほど借金が増える」
という事実でした。
といいますのは、
売上が上がる、
ということはすなわち、
在庫や設備や人員が増える、
ということを意味します。
とくに在庫や設備は、基本的にはお金と交換に確保するものですから、
つまりは手元にあった現金が在庫や設備というカタチに替わって、そこに据え置かれてしまうわけです。
そうすると、手持ちの資金は徐々に、そして確実に減っていくことになります。
事業がうまくいけばいくほど、手元には資金が減っていくのです。
ちなみにそれらは「資産」と呼ばれます。
なので、そういうものが増えていくと「資産が増えていく」わけなので、なんとなく会社としては、うまくっている気がする。
でも、実際にはそれは、会社がうまくいく/いかないとは、なーーーんの関係もないわけなんですよねえ。
「資金がそこに消えちゃってますよ」ということしか意味していませんよね。
そういう意味でいえば、売上高に対して資産の率が高い会社ほど、経営が下手・倒産リスクが高い、とも言えるのかもしれません。
(投資家の間では当然の知識なのでしょうか・・・)
で、話は戻って、
在庫や設備などは、基本的に流動していますので、運転していくためにはすくなくとも1.5倍以上の現金がいります(たぶん、ほとんどの会社でははるかに多い)。
在庫が入荷したそばから売れていったり、設備が入れたそばから投資分をペイしてくれることはないからです。
起業家が、手元にいくら資金を持っていたとしても、
売上、または「事業の規模」といえるかもしれませんが、が大きくなればなるほど、
いつかは手元の資金は尽きます。
在庫や設備、というカタチで蓄積されていくからです。
たとえば、2000万円の貯金があったとしても、
事業をしていれば、正直大した量のお金でありません。
事業というのは、個人と比べてキャッシュのフローする量が絶対的に大きいからです。
利益は、あくまで売上の内の数%、良くても10~20%。
1億円売上を上げたとして、単純計算でも、利益は2000万円くらい。
でも、その程度の規模でも、1億円の売上をあげるためには、在庫や設備などには、2000万円くらいは普通にいるでしょう。(タイムラグはあります。)
つまり、個人の資産で可能な事業は、個人レベルの規模でしかない、というわけです。
だから、3人以上働くような会社では、個人レベルの資金ではほぼ間違いなくまかないきれなくなります。
で、どうするか、というと「借金」をするしかないわけです。
そうして事業をすると、成功して大きくなるにつれて、借金も増えます。
それが事業が成功すること、と言えます。
でも、売上が伸びない時が、自然ではぜったいに起こるわけです。
売上が伸びない時、会社では「なんとかする」しか選択肢としてはないので、
ここでさらに借金をするしかありません。
「売上落ちてきたので、これでこの会社は終了です。」といえる社長も、ほぼいないでしょう。
まさにここが、運命の分かれ道、と言えるわけです。
運が良ければ、借金の分、売上が伸びますが、
自然は、百発百中、なんてそんなに甘くないので、かならず失敗するときは来ます。
経営者としては、首が回らなくなるまでがんばるしかないわけですから、
つまりそれは、膨大な借金を抱えて倒産する、ということしか選べない、
といえるでしょう。
これは、どんなにお客様から信頼を得ている会社、売れている会社、でも同じ事です。
事業の規模が拡大してしまうほど、借金は膨らみ、抱えている「爆弾」は大きくなっていくからです。
しかし、事業があるレベルまで大きくなる、
つまり「上場企業」くらいにまでなれば、
そのレベルでもさらに借金をしたり、返済を待ってもらえるようになります。
ほぼ全ての「大企業」が、事実上ゼッタイに返せないくらいの借金を背負っているんだろうな・・・ということは容易に想像が尽きますが、
(というか、借金を全部返す、という行為が、たぶん元々ありえないのでしょう。)
社会がそうなってもらうと困るので、無理な「延命」をさせているわけです。税金とか、使って。。。
あとは、それをどこまで続けられるか・・・ということではないでしょうか。
この原則をいかに回避できるように事業を設計するか、ということが「倒産しない会社」のポイントになってくると思います。
「借金を返済しないで良い」というだけの信頼を得るまで頑張るか、
「もともと借金しないよう、小さな規模でやる」と元々計画しておくか。
それとも、とにかく利益率の高いビジネスを計画し、利益率がある率より低くなったらすぐに撤退する・・・とかでしょうか。
そういう意味では、
エドワード・デミングによって作られた「受注される分しか生産しない」という「トヨタ方式」は、
理論的には素晴らしかったのでしょう。
でも実際には「在庫や設備へのお金の交換を下請け企業に肩代わりさせた」という以外の何モノでもありませんね。
トヨタ自動車という企業自体では、資金を在庫や設備に替えることはなかったのかもしれませんけど・・・ということですよね。
だからトヨタからの受注が減れば、下請け企業はバタバタ倒産する。当たり前といえば、当たり前のことです。
あのモデルが本当の意味で成功するためには、下請け企業に対して、トヨタ自動車がお金を貸さなければいけませんでしたね。(それは本末転倒ですが・・・苦笑)
・・・と、さすがに、まだまだビジネスに関して数年しか研究をしていない新参者の僕では、まだまだこれ以上先には進むことができません。
良いアイデアのある方、ご見識のある方、ぜひご意見をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
僕は、
「なぜ大企業は利益が数%しかないのか?」
「なぜほとんどの会社は借金をしているのか?」
「なぜ10のうち9の会社が数年で倒産する、と言われているのか?」
不思議でなりませんでした。
昨日の発見をする過程で、
その疑問に対する答えを得たように思います。
つまり、それは
「売上が増えるほど借金が増える」
という事実でした。
といいますのは、
売上が上がる、
ということはすなわち、
在庫や設備や人員が増える、
ということを意味します。
とくに在庫や設備は、基本的にはお金と交換に確保するものですから、
つまりは手元にあった現金が在庫や設備というカタチに替わって、そこに据え置かれてしまうわけです。
そうすると、手持ちの資金は徐々に、そして確実に減っていくことになります。
事業がうまくいけばいくほど、手元には資金が減っていくのです。
ちなみにそれらは「資産」と呼ばれます。
なので、そういうものが増えていくと「資産が増えていく」わけなので、なんとなく会社としては、うまくっている気がする。
でも、実際にはそれは、会社がうまくいく/いかないとは、なーーーんの関係もないわけなんですよねえ。
「資金がそこに消えちゃってますよ」ということしか意味していませんよね。
そういう意味でいえば、売上高に対して資産の率が高い会社ほど、経営が下手・倒産リスクが高い、とも言えるのかもしれません。
(投資家の間では当然の知識なのでしょうか・・・)
で、話は戻って、
在庫や設備などは、基本的に流動していますので、運転していくためにはすくなくとも1.5倍以上の現金がいります(たぶん、ほとんどの会社でははるかに多い)。
在庫が入荷したそばから売れていったり、設備が入れたそばから投資分をペイしてくれることはないからです。
起業家が、手元にいくら資金を持っていたとしても、
売上、または「事業の規模」といえるかもしれませんが、が大きくなればなるほど、
いつかは手元の資金は尽きます。
在庫や設備、というカタチで蓄積されていくからです。
たとえば、2000万円の貯金があったとしても、
事業をしていれば、正直大した量のお金でありません。
事業というのは、個人と比べてキャッシュのフローする量が絶対的に大きいからです。
利益は、あくまで売上の内の数%、良くても10~20%。
1億円売上を上げたとして、単純計算でも、利益は2000万円くらい。
でも、その程度の規模でも、1億円の売上をあげるためには、在庫や設備などには、2000万円くらいは普通にいるでしょう。(タイムラグはあります。)
つまり、個人の資産で可能な事業は、個人レベルの規模でしかない、というわけです。
だから、3人以上働くような会社では、個人レベルの資金ではほぼ間違いなくまかないきれなくなります。
で、どうするか、というと「借金」をするしかないわけです。
そうして事業をすると、成功して大きくなるにつれて、借金も増えます。
それが事業が成功すること、と言えます。
でも、売上が伸びない時が、自然ではぜったいに起こるわけです。
売上が伸びない時、会社では「なんとかする」しか選択肢としてはないので、
ここでさらに借金をするしかありません。
「売上落ちてきたので、これでこの会社は終了です。」といえる社長も、ほぼいないでしょう。
まさにここが、運命の分かれ道、と言えるわけです。
運が良ければ、借金の分、売上が伸びますが、
自然は、百発百中、なんてそんなに甘くないので、かならず失敗するときは来ます。
経営者としては、首が回らなくなるまでがんばるしかないわけですから、
つまりそれは、膨大な借金を抱えて倒産する、ということしか選べない、
といえるでしょう。
これは、どんなにお客様から信頼を得ている会社、売れている会社、でも同じ事です。
事業の規模が拡大してしまうほど、借金は膨らみ、抱えている「爆弾」は大きくなっていくからです。
しかし、事業があるレベルまで大きくなる、
つまり「上場企業」くらいにまでなれば、
そのレベルでもさらに借金をしたり、返済を待ってもらえるようになります。
ほぼ全ての「大企業」が、事実上ゼッタイに返せないくらいの借金を背負っているんだろうな・・・ということは容易に想像が尽きますが、
(というか、借金を全部返す、という行為が、たぶん元々ありえないのでしょう。)
社会がそうなってもらうと困るので、無理な「延命」をさせているわけです。税金とか、使って。。。
あとは、それをどこまで続けられるか・・・ということではないでしょうか。
この原則をいかに回避できるように事業を設計するか、ということが「倒産しない会社」のポイントになってくると思います。
「借金を返済しないで良い」というだけの信頼を得るまで頑張るか、
「もともと借金しないよう、小さな規模でやる」と元々計画しておくか。
それとも、とにかく利益率の高いビジネスを計画し、利益率がある率より低くなったらすぐに撤退する・・・とかでしょうか。
そういう意味では、
エドワード・デミングによって作られた「受注される分しか生産しない」という「トヨタ方式」は、
理論的には素晴らしかったのでしょう。
でも実際には「在庫や設備へのお金の交換を下請け企業に肩代わりさせた」という以外の何モノでもありませんね。
トヨタ自動車という企業自体では、資金を在庫や設備に替えることはなかったのかもしれませんけど・・・ということですよね。
だからトヨタからの受注が減れば、下請け企業はバタバタ倒産する。当たり前といえば、当たり前のことです。
あのモデルが本当の意味で成功するためには、下請け企業に対して、トヨタ自動車がお金を貸さなければいけませんでしたね。(それは本末転倒ですが・・・苦笑)
・・・と、さすがに、まだまだビジネスに関して数年しか研究をしていない新参者の僕では、まだまだこれ以上先には進むことができません。
良いアイデアのある方、ご見識のある方、ぜひご意見をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。