子供の育て方って、難しいな、と思うのだけど、

ほとんどの人は逆のことをしている。



人は、あることが起こったときに、どういう気分だったか、という蓄積でできていく。

それだけではないけれど、そういう部分が大きい。



たとえば、

勉強をしているときに叱られて嫌な気分になるとする。

そうすると人というのは「勉強=イヤなもの」としてデータが溜まっていく。

逆に、勉強をしているときに、意味もなく楽しくしていれば「勉強=楽しいもの」となっていく。



上で「意味もなく」と書いたのは、実はこのつながりをつくっていく過程では、

実際にはつながりがないものがくっつけていかれるからだ。



心理療法では、たとえばメロン恐怖症がある人に退行催眠などをすると、

目の前人が車にはねられたときにたまたまメロンを持っていた、

というような状況が思い返されてきたりする。

別にメロンが何をしたわけではない。

でも、怖い体験をしたときにそこにメロンがあったから、メロン恐怖症になったのだ。



子育てではこれを逆に使うことができる



たとえばウチの子をはじめて海につれていったときに、ちょっと怖がっていた。

その怖がっているときに、それで親はとびっきり楽しんでみせた。

大声で楽しそうに叫び、はしゃぎ、笑顔で子供に話しかける。

波で転んでしまったとき、子供の目をみながら、

「アハハハ、転んじゃったね~~!」するのだ。



これをやるときのポイントは、子供の感情には共感しつつ(怖いものを無理にさせない)、

自分は楽しそうにしていることだ。

そうしていると子供はどうやら、「ああ、これは楽しいことなんだ」と理解していくらしい。



ということで、ウチの子供は、はじめの海以来、すっかり海が大好きになってしまった。

1歳半なのに、大きな波にむかっていく姿は、ある意味心配なものではあるが・・・(汗)



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