実をいうと、非言語交信はほとんど使っていません。
普通の人間とコミュニケーションをとるよりもはるかに簡単に向こうの言うことが分かるし、こちらの思いもすぐに相手が理解してくれるからです。正直に言うと、なんでこのような面倒なエクササイズが入っているのか理解できませんでした。そして、今でもこの方法は使っていません。
だから、このエクササイズはほとんどガイダンスを無視してガイドとの交流に使いました。私のガイドの特徴としてはかなり浮世離れしていて、お金を稼ぐ方法とかに関してはほとんど何も答えてくれない、実務には向かないタイプで、どちらかというと哲学的なことや観念的なことなど、抽象的なことばかりを話す結果となりました。
しかし、話の中では私が思いもつかないようないろいろな気づきをもたらしてくれて、意識の探求法の学びを超えた知識を知ることになりました。
最初のセッションではないのですが、最も印象的だったのがフォーカスレベルというもの自体が人間の尺度で向こう側の存在であるガイドには全く関係がないということです。これにはあっけにとられたというか、改めて考えると確かに言われてみればそうだなという納得もありました。
フォーカスレベルという概念を使っているのはモンロー研究所であって、それが何か特別なものという印象を持っていたのですが、確かにかなりローカルな基準であるといえばその通りだからです。
このノン・バーバル・コミュニケーションは2セッションなったのですが、両方ともほとんど流すだけで、実際には全く違うことをやることになりました。
おそらくエネルギー的につながっている深さが確かならば、このようなエクササイズは不要でしょうね。
しかし、このコミュニケーションの本質的な部分、より詳細に言えばどのような現象かというとエネルギーのコミュニケーションであり、自分からある種の意味という質を与えられたエネルギーの放出と、相手の答えという質を帯びたエネルギーを受け取る行為なのです。
つまり、自分のエネルギーを放出することと、他の存在のエネルギーを受け取ることなので、この二つの行為に抵抗を感じる場合はうまくいかないのです。
これは、自分の心を表明することへの抵抗、そして他人の心を受け取ることができない理由があればある程、ガイドとのコミュニケーションが難しくなるでしょう。だから、普段の対人関係がうまくいかない人には、とても難しいことなのです。