大きな喪失感の中、何が生きる希望となるのか | Kanakoのおぽんちヘミシンク

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2019年1月20日から本格的にヘミシンクを開始し、ゲートウェイ・エクスペリエンスは同年2月1日から。
数回のお休みを経て、2022年3月再開しました。

まいど!kanakoです✨

 

今日はヘミシンクとは直接関係ないけれど、

人生や喪失、そして生きるとは、について考えさせられるイギリスドラマ

「After Life」を見たので、名セリフを皆さんにシェアしたいと思います。

 

「After Life」の主人公は、中年男性トニー。

明るくて楽しく、不器用で時には皮肉もブラックジョークも言うトニーでしたが、

最愛の妻リサが病気で他界してからは、喪失感に苛まれ、

酒に溺れ、死にたいと思い続け、厭世的になってしまいます。

このドラマは、そんなトニーと、その周囲の人々との間で繰り広げられる日常を描いた、

笑いあり、涙ありのお話です。

 

英語のドラマなのですが、本編には日本語吹き替えがあったので、助かりました✨

 

 

ドラマを観た後、色々調べてみたら、

視聴者からの評価は二分していて、どちらかといえば良し、といったものだったみたいですが、

いくつかの賞をもらっているようです。

 

 

 

それでは、私の心に響いたドラマの名セリフをシェア。

なんちゃって意訳なので、ニュアンスを感じ取ってください💦

 

 

自分だけが苦しんでいるんじゃない、
皆それぞれの悩みを抱えてることに気づいたトニーの言葉

俺は、俺を助けてくれた人たちを助けたい

 

告白して振られてしまった同僚にトニーが言った言葉

正直に良いことを言ったのに、

何を恥じる必要があるんだ?

 

周りからデートを勧められるが気乗りしないトニーへの言葉

私たちは自分のためだけにいるんじゃない

他の人のためにいるのよ

 

 

トニーを優しく諭すアンの言葉

幸せって素晴らしいものよ、本当に

誰の幸せかなんて関係ない

良い人間は他の人のために行動するの

それに尽きるわ

 

 

デートをするよう勧める義弟(リサの弟)と口論中のトニーの言葉

リサがいない場所にいるより、

リサのいる場所にいたい

 

 

「死が単なる終わりなら、何の意味があるのよ」という同僚。

「気に入った映画がそのうち終わるからって、君はその映画を忘れて消して終わりなのか?」

「いいえ、また見るわ」という返事を受けてのひとこと

二度と見られないから人生は貴重なんだよ

 

 

 

 

 

 

最後に、タイトル「After Life」について、私が思ったこと。

普通に考えれば「死後の世界」ってことだと思うんだけど、

トニーが神を信じていないこともあってか、

ドラマは死後の世界について一つも語っていない。

むしろ死後の世界を全否定してる。

 

だから、これは死後の世界というより、

After (Lisa's) Life であり、After (My) Life (with Lisa)ってことなのかな。

 

リサ亡き後、トニーの人生は否応なしに続いていく、

その残酷さと大きな喪失感、虚無感の中、何が生きる希望となるのか。

もがき苦しみつつも、周りの人たちとの交流を経てトニーが見出した答えは、

 

たとえ俺が苦しんでいても

俺の世界の片隅を少しでも良くできるなら

踏ん張る価値がある

 

リサとの思い出を胸に、自分を諦めずに支えてくれている周りの人を大切にすること。

 

もう思い出すだけで泣ける😭

 

こちら、ネタバレしないエンディングです。

 

 

 

 

 

必要な人に届きますように。

 

ほんだらね〜!👋