ETS手術後の交感神経節再建手術(リバーサル手術)に関連して

寄せられている重大な指摘について

 

フィンランドおよび台湾で交感神経節再建手術を受けた患者の方々から

当会に対し重要な報告が多数寄せられています。

その内容は、主治医がカルテに記載した交感神経の切除部位と

実際に切除・焼灼されていた部位が一致していないというものです。

 

具体的には、

カルテ上は「T3・T4・T5 切除」と記載

しかし実際には「T2・T3・T4 焼灼」であった

 

といった報告が複数確認されています。

これは特定の単一施設に限られた話ではなく

複数の医療機関にまたがって寄せられている点が大きな問題です。

 

ETS(胸部交感神経節切除術)は

術後に他の医師が神経の処置部位を直接確認することが困難な手術です。

そのため

  • 記載内容と実際の処置内容の整合性
  • 手術記録の客観的検証体制
  • 患者への正確な情報開示

が担保されているのかが、重要な論点となります。

もし記録と実際の処置が異なっているとすれば

 

  • インフォームド・コンセントの適法性
  • 医療記録の信頼性
  • 再建手術の前提情報の正確性

に重大な疑義が生じます。

この問題は、個々の患者と医師の関係にとどまらず、

  • 手術記録の第三者検証体制
  • 術中映像の保存・開示ルール
  • 国際的な標準化された術式記載基準

といった制度的整備の必要性を示唆しています。

 

医学的・倫理的観点からも、客観的事実の検証と透明性の確保が不可欠です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川田龍平さんの後援会「川田龍平といのちを守る会」1月号のニュースで

ETS手術の健康被害について取り上げて下さいました。

川田龍平さんは、昨年から継続して

ETS手術の健康被害問題に取り組んでくださっています。

ETS手術後遺症患者のように、弱い立場にある国民の声を

聞き届けて下さる政治家は、ほとんどいません。

 

昨年の参議院選挙で議席を失ってもなお、継続して

ETS患者の為に活動して下さっていました。

本当に国民の健康を第一に考えて下さる政治家です。

 

今回の衆議院選挙では

国政政党である「ゆうこく連合」から

千葉七区と比例南関東ブロック(神奈川・千葉・山梨)で

重複立候補されました。

 

みなさん、投票よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

清瀬市議会議員 松本潤さまのご提案により

手の汗を止めるためにETS (交感神経切除) を受けた方々の

意見交換が行われました。

代償性発汗等の後遺症により、生活や仕事に影響が出ていることはもちろん

日常の様々な悩みや、障害年金申請手続き

国内での神経再建医療の情報交換など

個人ではなかなか知ることの出来ない情報が持ち寄られて

大変有意義な時間でした。

 

人知れずに悩んでいる手掌多汗症の方

ETS手術を受けて後悔している方

 

全国に仲間がいます。

 

是非ご参加ください。

 

 

 

日本皮膚科学会「局所多汗症診療ガイドライン」策定委員会に

厚生労働省へ提出した要望書の内容を情報提供しました。

これは、ETS手術に関する対策として

「過去においては、ガイドラインの見直しが唯一の対応である」

との厚生労働省の回答を踏まえ

ガイドラインが持つ社会的影響の大きさを考慮し

策定委員会と問題意識を共有することを目的としたものです。

 

 

 

 

ETS手術後に、医師に代償性発汗を認めてもらえない事例が多数寄せられている件について

 

ETS手術には、代償性発汗 その他の避けられない合併症があることは

厚生労働科学研究費補助金(難治性疾恵克服事業)総括・分担研究報告書や

日本内視鏡外科学会、日本ペインクリニック学会、日本皮膚科学会など

関係学会から繰り返し報告されています。

原発性局所多汗症診療ガイドライン(2023年)には

「そもそも、代賞性発汗がなぜ発生するのかについても 仮説のみ で、科学的な論証は全くない」

との記述がみられます。

 

どのような術式でも、代償性発汗は避けられないのです。

その為、ETS手術は患者の意思にもとづく同意なしには施術できないことになっています。

この「合併症についての説明と同意」のことを「インフォームド・コンセント」といいます。

日本内視鏡外科学会は、学会誌の中で

「ETSの合併症は防止できない。術前に十分過ぎるほど説明する必要がある」

と警鐘を鳴らしています。

「手の汗さえ止まれば、あとはどうなってもかまわないと言える方」

と術前説明している施設もあります。

 

「ETSには代償性発汗と言う避けられない合併症があり、術後、日常生活に支障が出た方がいます」

と、十分にインフォームド・コンセントが行われたのであれば

合併症を発症した患者は「説明通りだった」と納得し医療提供側も合併症を否定する必要はありません。

仮に説明が不適切な内容だったならば、それは医療側の怠慢と言えます。

術前に説明してあるにもかかわらず、これほどの人数の合併症を否定しなければならない理由は何か。

ETS手術健康被害者の皆さんが実際に受けた術前説明内容をもとに

公の場で明らかにしていく必要があります。