ETS手術後の交感神経節再建手術(リバーサル手術)に関連して
寄せられている重大な指摘について
フィンランドおよび台湾で交感神経節再建手術を受けた患者の方々から
当会に対し重要な報告が多数寄せられています。
その内容は、主治医がカルテに記載した交感神経の切除部位と
実際に切除・焼灼されていた部位が一致していないというものです。
具体的には、
カルテ上は「T3・T4・T5 切除」と記載
しかし実際には「T2・T3・T4 焼灼」であった
といった報告が複数確認されています。
これは特定の単一施設に限られた話ではなく
複数の医療機関にまたがって寄せられている点が大きな問題です。
ETS(胸部交感神経節切除術)は
術後に他の医師が神経の処置部位を直接確認することが困難な手術です。
そのため
- 記載内容と実際の処置内容の整合性
- 手術記録の客観的検証体制
- 患者への正確な情報開示
が担保されているのかが、重要な論点となります。
もし記録と実際の処置が異なっているとすれば
- インフォームド・コンセントの適法性
- 医療記録の信頼性
- 再建手術の前提情報の正確性
に重大な疑義が生じます。
この問題は、個々の患者と医師の関係にとどまらず、
- 手術記録の第三者検証体制
- 術中映像の保存・開示ルール
- 国際的な標準化された術式記載基準
といった制度的整備の必要性を示唆しています。
医学的・倫理的観点からも、客観的事実の検証と透明性の確保が不可欠です。





