調節麻痺薬を用いた近視の検査と眼鏡の話 | helpwithのブログ

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10数年の眼鏡店勤務を経て、視能訓練士、大学教員、そして今は現場にて働いているおじさんです。

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こんにちは~

 

眼科で働く のりくんです。✨✨

以前にも書いたのですが、

昨日お子さんの視力低下で受診された方・・・

 

ひとりは遠視の疑い

ひとりは近視の疑いでした。

 

必要なのは「疑い」ではなく「確証」ですよね

 

眼科では小児の場合、

調節麻痺薬ってのを使った検査を

することがあります。

(場合によっては小学生でもです)

 

調節ってのは眼のピント合わせの機能なんですが、

これが過剰に働くと一時的に近視のようになったり、

あたかも近視が進んだようにみえます。

 

また、遠視の場合は大きな異常が潜んでいたり…。

 

これを目薬で麻痺させて、

本来の屈折異常を引き出したりします。

 

もちろん、眼鏡屋さんではできませんよね。

 

調節が過剰に働いている状態での眼鏡作成は、

強すぎる眼鏡を作ってしまう可能性があります。

 

なので、ちゃんと眼科で診てもらって眼鏡作成しましょう!

以上、のりくんからのお願いでした。m(_ _)m

 

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現場教育は

「学びたい」

「学ばせたい」

「育てたい」

の三位一体の教育が最も高い効果を生みます。

 

眼鏡やコンタクトレンズ処方を主とした現場教育も請け負っております。

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