弱視治療用眼鏡の目的(も少し詳しく・・) | helpwithのブログ

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10数年の眼鏡店勤務を経て、視能訓練士、大学教員、そして今は現場にて働いているおじさんです。

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こんにちは

 

眼科で働く のりくんです。

 

 

 

 

先日、

 

弱視の眼鏡はかけることに意味がある

 

という記事を書きました。

 

 

 

 

この 意味 というものに少し触れてみたいと思います。

 

 

 

 

 

大人も含めて小学生でも中学生でも

 

眼鏡を買う時に健康保険や市町村の助成金

 

適応されることはありません


 

 

これについては

 

弱視治療用眼鏡は出費が抑えられます。

 

でも触れました。

 

(僕らの眼鏡も適応になったら

   いかに嬉しいか。。。(T_T))

 

 

 

普通に購入する眼鏡と

 

弱視治療用眼鏡と何が違うのでしょうか・・・。

 

 

 ( ´・д・)ン?

 

 

通常、眼鏡というものの認識としては

 

「あるものをきれいに見るための道具」です。

 

 

これが普通に眼鏡店で購入しようとする眼鏡です。

 

 

 

この時、

 「あるものをきれいに見ることができる」

 

               ということは、

 

 「眼がある物体を認識する機能を有している」

 

ということが前提条件です。

 

 

 

 

生誕時、人は良好な視力が保証されて生まれてきてはいない

ということを「弱視のお話」の時にお話ししました。

 

 

したがって、その途中の段階で眼の発達が止まってしまった場合、それ以上の視力を望むことは難しくなります。

 

 

 

ですので、弱視眼鏡の目的は、言いかえれば、

 

「あるものを   

  きれいに認識できる

      能力を育てる」

 

ために装用するというのが

目的とでも言いましょうか。

 

これを我々は、

  「視力増強訓練」

      と言っています・・・。

 

 

ここで問題となるのが、

 

弱視になる理由と視力増強訓練との関係です。

 

 

 

弱視であれば、眼鏡をかければ誰もがきれいに認識できる能力が育つのか?。。。と思いたいのですが、残念ながらすべての弱視が良好になるという事ではありません

 

 

 

 

大まかに分けると、おおよそ生後半年以前に弱視になったケースではなかなか眼鏡による視力増強訓練に対する反応は鈍いです。

 

人の眼というのは生誕時には必要最低限の機能を有しているということは申し上げました。

 

これが生誕と共に、眼に光やら動くものが刺激となり、

眼や眼から脳への神経伝達の経路が急激に

発達を遂げるといわれています。

 

 

つまり、この時期の障害は、みるという機能の根底となる、

眼から脳、そして脳自体の機能への障害となるため

超早期にその障害を排除することが必要となります。

 

逆に言うと、この時期以降の場合には、訓練によって視力を増強できる可能性が高くなるという事です。

 

 

ここまでの小括としては

 

やはり弱視にとって大事なのは

 

早期発見と早期治療(訓練)開始です。

 

 

なので積極的な大人の介入が必要であり、

またきちんとした眼鏡を提供してくださる眼鏡屋さんとの

強力な連携が必要です。

 

「眼鏡屋さんって

  どこでもいいんじゃないの?」

って思うかもしれません。

 

  (ヾノ・∀・`)イエイエ

 

決してそんなことありません。

 

 

根眼が安いところがダメだとか、

高いお店がダメだとかは言いません。

 

 

ですが、眼鏡調整技能士さんとか

お客様や小児の眼鏡に対して

すごく熱心に見てくださるところがいいのです。

 

 

 

そのあたりのお話はまた今度にしますね。

 

最後にですが、

弱視になりそうな可能性があるならば、

その原因や時期に問わず

我々は少しでも物体を認識できるような能力が備わるよう、

眼鏡による視力増強訓練を試みます。

 

 

 

 

今回は、弱視治療用眼鏡の目的について書いてみました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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