コンタクトレンズ~sph~ | helpwithのブログ

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10数年の眼鏡店勤務を経て、視能訓練士、大学教員、そして今は現場にて働いているおじさんです。

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こんにちは。

 

眼科で働く のりくん です。

 

 

今日も大まかに・・・

 

     ざっくりと・・・

 

  お話しします。

 

 

 

 

今日は、コンタクトレンズの sph についてです。

 

 

  ”sph ” は ”レンズの度数” です。

 

 

簡単に言うと

 

近視や遠視のレンズ度数です。

 

 

この数字から何がわかるのでしょうか・・・?

 

ただし、近視眼と遠視眼ではお話しの内容が180度くらい変わります。

以下のお話はあくまでも近視眼でのお話しを前提としておりますので

それを踏まえたうえでお読みください。

 

例としてsph -5.00 Dでお話を進めます。

 

--sph について--------------------------------------

 

まずは sph.

 

正式には”球面度数”といいますが、

レンズの度数にはこのほかに乱視度数というものがあります。

 

ですので通常、レンズ表記には

球面度数と言われる ”sph”,

そして乱視度数と言われる ”cyl”

次いで乱視度数の入る向きを示す ”Ax”

の3つが使われます.

(cylとAxはセットで使用されます)

 

この時、箱を見たときに sph の他に表示がなければ

乱視度数は使っていないってことです。

(乱視がないということではなく、視力矯正に

乱視矯正レンズを使っていないということかもしれません。

 

--sph の後の±の符号について--------------------------------------

 

続いてsph -5.00 Dの”-”。

 

この数字の前の”プラス”や”マイナス”の符号は

 

マイナスは近視の人用のレンズという事を意味します。

 

プラスは遠視の人用ってことです。

 

ここまではいいですか?

 

  (*・ω・)/ハーイ

 

--最後のDについて--------------------------------------

 

すこしとばしてsph -5.00 Dの”D".

 

イニ〇ャル D の”D”はDream(夢)っていう意味でしたね。

ま、それはおいといて・・・

 

 

”D”ってのは、単位を表す記号です。

重さでいうとgやkg、

長さで言うとmやcmのような単位を表す文字です。

ですが、今日のところは無視してください。

 

 

--本題の数字について--------------------------------------

 

(今回はマイナスに限ってのことですので

  近視の方のお話しとしてお読みください。)

 

・・・最後は 5.00 Dです。

 

 

さて、何がわかるかというと

 

・・・裸眼の時、(←ここポイントです。)

 

 

その人の持つ眼の最大能力が発揮できる遠くの限界距離がおおよそわかります。

 

 

5 で 100 cm を割ってみてください。

答えは 20 cm ですね?

 

 

ってことは、

 

- 5.00 Dっていうのは

 

近視眼+裸眼の時の条件下で,

「眼から20センチまでならその人の持つ眼の最大能力が発揮できる」

 

ってことです。

 

(逆に言うと、-5.00Dの人は100cmの距離ではその眼の持つ最大能力が発揮できてないということです。)

 

 

 

▽▲▽▲  例として ▽▲▽▲ 

 

例えば、sph-5.00Dのレンズを使って矯正すると最高視力が1.5の人がいるとします。

最高視力1.5というのは、その方の眼の最大能力が1.5であることを示します、

 

すると眼鏡など用いない場合、5m先の検査表を見るとボケますので視力が十分ではありません。

 

しかし、20センチのところに提示されたものを見ると、最大能力が発揮できますので1.5の視力で見ることが可能です。

 

 

30センチではどうでしょうか・・・

 

20センチで最大能力が発揮できますが、それより10センチ遠いです。

 

最大発揮能力可能な距離より遠い距離では徐々にボケが強くなりますので、1.5より少し低下すると思われます。

 

 

逆に15センチではどうでしょうか?

 

20センチで最大能力ですので、それより少し近い距離が見づらいと思われがちですが、調節機能という機能がありますので20センチより近くの距離では最大能力を発揮できます。

 

 

では 5センチの距離ではどうでしょうか・・・。

 

20センチより近くの距離はこの調節機能と言われる機能がどれだけあるかによって変化します。

この変化の要因は年齢によって変わりますが、20センチよりわずかに近い距離であればどの年齢層でも最大能力は発揮できるはずです。

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

 

 

多少の個人差はありますが、このように度数からは、裸眼で眼の最大能力が発揮できる距離がおおよそ計算にて求められます。

 

先生方はそれを考慮していろいろお話しされています。

尚、眼科ではきちんとした検査を行っていますが、

眼の度数は年々変わることもあります。

正確には一度眼科できちんと検査をお受けになったうえで

詳細をお尋ねくださいませ。

 

 

 

今日は少々長い内容でしたが、ちょっと面倒くさかったですね。

 

でも、この最大能力が発揮できる距離という概念があるとすごく便利です。

 

--  最後に  --------------------------------------

 

sph - 5.00 Dの方は確かに 5 m先のものがはっきり見えません。

 

ですが、距離という概念の中で 眼から20センチの距離は はっきり見えるということをわかって差し上げるということが大切なことではないかと思います。

 

この数字からどこが見えていて、どこがはっきりしていなくってどうしたいのかということを向き合って一緒に考えてくれる眼科さんとの出会いが一番大事だと考えています。

 

私自身が sph - 7.00 Dくらいの近視ですのでいろいろ苦労しているうえでのお話しです。

 

 

今日もお読みくださってありがとうございました。

 

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ではこれを受けて眼科医療では

どういうアプローチが必要になるのでしょうか。

 

大変申し訳ないのですが、私は眼科医ではありませんので

詳細は控えております。

 

決して不安をあおるようなことはしたくないのですが、少しでもあれ?って思うことがあったら是非眼科受診をお願いいたします。

 

ブログでは基本的に眼科受診をお勧めしたいという目的で大まかに記載しておりますことをご了解くださいませ。

よろしくお願いいたします。

 

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