難病になってから1年経過。この前主治医から大腸内視鏡検査やっておきましょうと提案があって是非やりたいですということでやってきた。やりたいというのは嫌なことはさっさと済ませたいという意味でしかないが。潰瘍性大腸炎になると大腸癌に罹患しやすいので経過観察もあるけど年に1度の大腸内視鏡検査は避けられない。


前日から食事制限が始まり食べられるものが限られる。米、うどん、パン、肉、魚、卵、豆腐、じゃが芋、長芋、里芋くらいしか食えない。野菜、果物、甲殻類、イカ、タコ、きのこ、海藻、乳製品、ゴマ、コーヒー等が禁忌 


キャベツのない長芋たっぷりの豚のお好み焼きとじゃが芋の味噌汁という夕飯を食べて21時に下剤を飲む。


当日は検査が15時からだった。できれば午前にやりたいが空いてなかった。検査が遅いのは絶食が長いことになる。水に溶かしたニフレック2Lを2時間かけてちびちび飲む。排便回数は病院で出たのも入れて8回ほどだった。カメラを入れられる程度には残渣がなくなった。残渣が残ってると浣腸されてしまう。以前されたことがある。


大腸内視鏡は4回目だが挿入自体は胃カメラより楽だ。鎮静剤打たれてトロンとした状態でカメラ映像を左側臥位で鑑賞する。幸いポリープもなく炎症は薬で抑えられているでしょうということだった。大腸癌を予想していたから安堵した。私の考え方の癖でなぜか最悪の結果を予期しショックに備えようとするところがある。

的外れな心配ではなく親族で大腸癌になる人が多い家系なのだ。


医療費8970円でした。