20代の頃は会社の健康診断で引っかかるなんてことはなかった。いくらか様相が変わってきたのが30代半ばに差し掛かったあたりで尿酸値が高めで下がらなくなった。日常的に酒を飲む習慣もなかったし、太ってもいなかったが。


 2年前に心電図で異常が見つかり精密検査をやった。24時間ホルター心電図で異常が出なかったので安心したのだけど医者が健康診断の結果を見て尿酸値が高いから薬を飲んだ方がいいと言ってきた。放っておいたら腎臓がダメになるよと言うので薬を飲み始めた。尿酸値はみるみる下がって8から6に改善した。


 去年はメニエール病になった。症状は耳鳴りだけで片方の耳が聞こえづらくなった。薬を1週間か2週間分出されて薬が効いて治った。


 そして今年は潰瘍性大腸炎疑い。否が応でも加齢というものを実感する。そして何か自分に落ち度があったのかと思案する。が、特に思い当たる節がないのだ。じたばたしないで現実を受け入れるのみ。