3種類の種捲き試験を含む農地保全の経過について
取りためてきたものは後程UPいたしますが、今回は最新の農地保全の様子を、お届けいたします。
牛を放牧して草を食べさせている土地と、
何もせずに荒廃してゆく土地
左:そのままの農地 右:牛の放牧場
現在5ヘクタールの農地を、周囲とは電気柵で区切って放牧しています。
左:牛を放牧していない農地 右:放牧している農地
左の雑草の高さは約1.3M 太い草が多くなってきた
放っておくと、更に太く根深いものに代わり、秋には枯れ草に。
野火や火災拡大の燃料になってしまいます。
5年後にはジャングルに10年後には山になると言われています。
すでにこんもりしてきています。
放牧している農地
土が見えるほど綺麗に食べきっています。
元は、他と同じくらいボーボーと野草が伸びきった土地でした!
奥(後ろ側・画面の上部): 普通の1年5カ月経った農地。
一本一本が見えるくらい拡大してみてみると、茎が太くなってきている草ばかりです。
=====電線======
手前: 牛を放牧した農地。
元は後ろとおなじような草でした。2週間で食べきってこの通り!キレーに真っ平に!
左: 牛を放牧した農地。
右: そのままの農地。
手付かずのままの20キロ圏内の農地は、このような形でどんどん荒廃していっています。
しげみには虫が多く、これからイノシシなども侵出してくるのでは?と言われています。
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農地を保全できていたら、
① 線量の低いところで、将来(食用にしない作物)バイオ燃料等の農業を再開しやすくします。
② パトロール時の障害物(最大1.5Mの草の壁)を減らします。空き巣等犯罪の発生が抑えられるかもしれません。
③ 野生動物を進出しにくくします。
④ 虫の大量発生が緩和されるかもしれません。
⑤ 火災を発生・拡大しにくくする効果が期待できるかもしれません。(消防車が来にくくなっている警戒区域内での鎮火消防作業は容易ではありません。火災だけは嫌、という被災者がほとんどではないかと被災者の方々から聞きます。)
⑥ 思い出の詰まった、大切なふるさとを保全したいという被災した町の方々のお心を守れます。
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以下は、草の写真だけでなく、うしも見たい!と思われる方々へ
昨日の写真です。
駆け回る子どもたち。
追いかけっこ。
元気元気です!
しかしよく飛ぶし、走ります。速~い
そして、はい、プチ決闘。(角も生えていない頭を合わせて、30秒程。)
決着がついたのかつかないのか、よくわからないまま?終わります。
そしてまた駆けっこ。
それをのんびり見守る親たち。
のどかです。
命の楽園。
0.8マイクロシーベルト。
今日も元気に生き生き生きています。