↑こちらのビデオに詳しくあります。
あるごみ焼却施設に保管されている焼却灰。福島の原発事の故影響で、関東や東北などでゴミを燃やした灰 から、高い濃度の放射性物質が相次いで確認されました。国は1キロ当たり8,000ベクレル以下であれば、これまでと同じく埋め立て処分できるとの方針を 示していますが、現実には埋め立てはできず、たまる一方の自治体も少なくありません。そのため行政側がゴミ収集の回数を減らすなど暮らしへの影響も出始め ています。
あるごみ焼却施設に保管されている焼却灰。福島の原発事の故影響で、関東や東北などでゴミを燃やした灰 から、高い濃度の放射性物質が相次いで確認されました。国は1キロ当たり8,000ベクレル以下であれば、これまでと同じく埋め立て処分できるとの方針を 示していますが、現実には埋め立てはできず、たまる一方の自治体も少なくありません。そのため行政側がゴミ収集の回数を減らすなど暮らしへの影響も出始め ています。
佐藤さんには小学4年生の女児がいる。3月11日の原発事故以来、放射能への不安を持ちながら暮らしてきた。食品への影響など、「情報を調べれば、調べるほど不安になった」と話す。
しかし、そうした話をしても、周囲の人は無関心だったり、考えていなかったりしているように思えた。「もちろん、関心を持つ人はいる。でも、もっと今回の事故を知り、考えてほしい」と、予告編で見た「チェルノブイリ・ハート」の自主上映を思い立った。
初めての経験だったが、国内での著作権者と交渉、自主上映権を買って、開催にこぎつけた。
「チェルノブイリ・ハート」は1986年の事故16年後の2002年に製作された。16年後も高濃度の放射能汚染がある「ホット・ゾーン」や、重度の疾患を持って生まれ、「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれる子どもたちの実態を描く。
佐藤さんは「一人でも多くの人に見てもらい、子どもを守ってほしい」と話している。
チケットは前売り千円、当日1200円。予約・問い合わせは佐藤さん(午前9時~午後9時、090・4040・0538)。メールの予約(24時間)は、名前、電話番号、希望の回と枚数を書いてioneneco@gmail.com。(川島幹之)
-現地の状況を。
放射線量は事故直後の三十分の一程度に下がったが、被ばくが原因とみられる病気はいまだ多い。日本では、放射線を浴びると、がんになる確率が高くなるといわれる。現地では、がんよりも、心臓病や脳梗塞、糖尿病、免疫不全になる人が大多数。子どもの糖尿病も目立つ。
-福島の事故で、日本でも放射能の影響が懸念される。
チェルノブイリで周辺住民に健康被害が出始めたのは事故から四、五年後。福島でも今は目立った影響はみられなくても、結果はほとんど一緒になると危惧する。チェルノブイリの経験を生かし、今から対策をとる必要がある。
-健康被害を抑えるためには。
事故後一年目の対応が、後の被害の大きさを左右する。内部被ばくで健康被害を生じた人の半数は、初期に放射性物質を含んだ空気を吸い込んだことが 原因。マスクはとても大事だ。残りは汚染された食べ物を数年間にわたり食べ続けたことによる。結局、汚染された空気や食べ物をいかに体内に取り込まないか に尽きる。
-日本で今、必要な政策は何か。
国は除染作業の具体的な方法や方針を示していない。個人宅の除染に手が回っていないのが現状で、国や自治体がやらない限り、除染は広がらない。
建物の除染は、素材に合わせないと効果がない。たとえばアスファルトは高圧洗浄だけでなく、表面をたわしでこすったり、削りとったりした方がいい。ウクライナでもよくやった。屋根も瓦とトタンではとるべき手法が違う。
森林の除染も非常に重要だ。乾燥した落ち葉は、放射性物質が凝縮され、濃度が高い。街中を除染しても、森から放射性物質を含んだ落ち葉や粉じんが 飛んできたら、除染とのいたちごっこになるだけだ。チェルノブイリでは周辺に森はなかった。森林汚染は福島固有の問題でもある。