http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201110310637.html
旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所事故の被曝(ひばく)被害を描いたドキュメンタリー映画「チェルノブイリ・ハート」が3日午前 10時半と午後1時半の2回、秋田県横手市駅前町のY2(わいわい)ぷらざ3階研修室で上映される。東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染に不安を 持った横手市増田町の佐藤衣緒さん(34)が1人で企画した。
佐藤さんには小学4年生の女児がいる。3月11日の原発事故以来、放射能への不安を持ちながら暮らしてきた。食品への影響など、「情報を調べれば、調べるほど不安になった」と話す。
しかし、そうした話をしても、周囲の人は無関心だったり、考えていなかったりしているように思えた。「もちろん、関心を持つ人はいる。でも、もっと今回の事故を知り、考えてほしい」と、予告編で見た「チェルノブイリ・ハート」の自主上映を思い立った。
初めての経験だったが、国内での著作権者と交渉、自主上映権を買って、開催にこぎつけた。
「チェルノブイリ・ハート」は1986年の事故16年後の2002年に製作された。16年後も高濃度の放射能汚染がある「ホット・ゾーン」や、重度の疾患を持って生まれ、「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれる子どもたちの実態を描く。
佐藤さんは「一人でも多くの人に見てもらい、子どもを守ってほしい」と話している。
チケットは前売り千円、当日1200円。予約・問い合わせは佐藤さん(午前9時~午後9時、090・4040・0538)。メールの予約(24時間)は、名前、電話番号、希望の回と枚数を書いてioneneco@gmail.com。(川島幹之)