チェルノブイリによる食品や人々への汚染 アブストラクトより | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20002056
翻訳転載

12. チェルノブイリによる食品や人々に対する放射能汚染

Nesterenko AV, Nesterenko VB, Yablokov AV. Source Institute of Radiation Safety (BELRAD), 2-nd Marusinsky St. 27, Minsk 220053, Belarus. anester@mail.ru

アブストラクト
事故直後、多くのヨーロッパの国々で
牛乳や乳製品、野菜、穀物、肉、魚にみられるヨウ素131、セシウム134/137などの放射性核種の量がかなり増加した(時には1000倍)。1991年までにアメリカ合衆国は、チェルノブイリの放射能に程度汚染された食品を輸入してきた。主な相手国はトルコ、イタリア、オーストリア、東ドイツ、ギリシャ、ユーゴスラビア、ハンガリー、スウェーデン、デンマークである。これなの食品には、ジュース、チーズ、パスタ、マッシュルーム、ヘイゼルナッツ、セージ、イチジク、茶、タイム、ネズ、キャラウェイの実、プラムが含まれる。ベラルーシのゴメリ、モギリェフ、ブレスト各州では、小規模農家の7~8%の牛乳及び13~16%の他の食品から規制値を超えるセシウム137が検出された。しかもそれは、2005年~2007年というごく最近の時期にである。2000年の時点では、ウクライナのリウネ、ジトームィルの森で果実やきのこの90%が規制値を超えたセシウム137を含んでいた。体重と代謝の違いから、こどもの被ばく量は、同じ食事でも大人の3~5倍になる。1995年から2007年にかけて、ベラルーシの汚染のひどいところの子どもの実に90%が15~20ベクレル/kg以上のセシウム137を胎内蓄積しており、もっとも高かったのはゴメリ州のナロブリャで、7300ベクレル/kgだった(以下省略)

なんだか台所にあるきのこが気になってきました。