ドイツ放射線防護協会プフルークバイル博士の報告書をみつけたので紹介します。
どれも非常に重要な内容なので、全部載せたいくらいなのですが、38ページもあるレポートなので、全てを読みたい方は↓をどうぞ。
http://foodwatch.de/foodwatch/content/e6380/e45020/e45042/foodwatch_IPPNW_Report_Sep2011_jp_final_ger.pdf
時間のない方のために、さるうさぎが勝手に選んだ部分を紹介します。
「レポートは、『より安全な』制限値というものは存在せず、いかなる制限値を設定しても
それが予想される放射線による死者の数をあらかじめ規定してしまうことを示しています。」
基準値がこれだけなら、浴びてもだれも死なない、っていう放射線は、数値的にはありえないわけですな。
「EU/日本の制限値は防護するものではなく、放射線による死者をあらかじめかなりの数計算に入れている」
つまり、国は将来何人かは死ぬだろうということを見越して今の政策をしているってこと?
「現在日本からの輸入品に規定されている制限値のレベルで汚染された食品だけを摂取していると想定すると、年間の実効線量はこどもと青少年で68ミリシーベルト、大人で33ミリシーベルトとなる。」
そう、EUの基準値は日本のよりも高いものあるので、日本食品で基準値以下なら、普通にEUにセシウム入りの食品が出回ってしまうのね。
で、それを食べつづけたら、日本に住んでいなくても日本食を食べつづければ、内部被ばくで33ミリの被ばく?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「たとえ食品が制限値のわずか2%しか汚染されていないとしても、実効線量は認められている1ミリシーベルト制限を上回る。」
セシウム基準値が日本で500ベクレル/kgだから、その2%、10ベクレルは言っていても、1ミリ以上の被ばくは免れないって言うことだ。
「ウクライナとベラルーシでは、たとえば乳製品のセシウム137の制限値が100ベクレル/kgであるのに対して、EUでは370ベクレル/kg、日本では200ベクレル/kgとなっている。」
そう、EUは基準値が高いんです。世界規模で被ばくを分け合っているって?
「EU委員会は日本のフクシマ原発事故後、緊急事態のために準備されていたも
のだが、それまで適用されたことのない指令を発効させた(『チェルノブイリ引き出し指令』)。指令で規定された日本からの輸入食品の汚染制限値は、むしろそれによって、逆に引き上げられた。フクシマ事故前よりも規制が緩和され、それどころか日本自身の規制よりも規制がさらに緩和されたのだ。
EU委員会はその後この決定を修正し、日本からEUに輸入される食品の制限値を指令より低いレベルに引き下げた。」
そうなんですわ。福島原発事故後、いきなりヨウ素・セシウムの規制値がとんでもなく上がって、大問題になった。それで数値が下げられたわけ、それでも結果的には日本よりも高い基準値になっている。これって、EUが市民の反発を見越して大幅に上げたんだと思う。
「・・・EUが日本からの輸入製品に対して規定した特別規制の対象外であるので、・・・EUへの直接輸入が認められない日本からの製品であっても、日本以外の第三国経由で輸入されれば、欧州での販売が認められることになる。」
参りました! 日本では基準値越えで売れない食品が、外国経由でEUに来る事が合法的に可能なのですね!じゃあ、ヨーロッパの日本食の方が危ないじゃん!
「EUと日本の放射線防護制限値が高すぎるのは、制限値の決定に影響力を持つ
欧州原子力共同体(Euratom)と国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力産業
と放射線医学界に支配されているからだ。」
日本と変わんないね。
「これまでのEUの放射性セシウムの制限値は乳幼児用食品で8ベクレル/kgに、その他のすべての食品で16ベクレル/kgに引き下げなければならない。放射性セシウムの許容制限値は現在、乳幼児用食品と乳製品で370ベクレル/kg(日本からの輸入品の場合は200ベクレル/kg)、その他の食品で600ベクレル/kg(日本からの輸入品の場合は500ベクレル/kg)である。」
大人でセシウム16ベクレル/kgを目指せばいいのね。
本当に衝撃のデータで、まだ心臓がどきどきしています。EUは国民を守るどころか、穴だらけの規制で汚染された日本食の拡散を許していますね。
ヨーロッパにいれば安心、なんて思えなくなりました。
さるうさぎは、安いアジア系のバイキング形式のレストランに行くんだけど、もしかしたら日本産野菜が安く買い叩かれて、どこかのアジアの国を経由して、ここウィーンにくるとかっていうこともあるのかしら? それともわたしの妄想?
どうしよう・・・・!
当分洋食にしようかな。