この服部先生とやら、宇宙飛行士や自然放射線、ラジウム温泉と比較しただけで、福島事故にともなう放射能を「かえって健康になる」とでもおっしゃるのでしょうか?
セシウムやプルトニウムは自然放射線ではありません!
チェルノブイリ事故の後、低線量被ばくした周辺国の住民がかえって健康になっていますか?
まず「放射線」全体を単純にひとくくりにして、それが有害か無害か議論するあたり変です。
またおそらく頑強な方しかなれない宇宙飛行士と乳飲み子をひとくくりに考えるのもヘンです。それぞれに同じ放射線をあびさせて、同じ結果が出るとでも思っているのでしょうか。
また、わたしたちの体はひとりひとり違います。
本を実際に読んだわけではありませんが、以下の紹介文を読んだ限り、まったく根拠のない説明をしてると思われます。
http://www.myspiritual.jp/2011/09/post-3721.php
低レベルの放射能では細胞は破壊されないし健康に害もないってホント?
掲載日時:2011.30.09 20:00
マイスピ過去記事「微量の放射線はカラダにいいってホント?」 で紹介した「放射線ホルミシス効果」について、詳しく書かれている『「放射能は怖い」のウソ』(武田ランダムハウスジャパン)を読みました。
著者の服部禎男先生は、原発と放射能を第一線で見続けてきた原子力の専門家。
アメリカに留学し、放射能の恐怖について学んだ服部先生は、ある時、宇宙飛行士が宇宙で大量の放射線を浴びた後に、かえって健康になっているという、トーマス・D・ラッキー博士の論文を読み、衝撃を受けて放射線についての研究をはじめます。そんな服部先生の研究成果をまとめた、この本には、
「地球上の生物は放射線がないと生きていけないし、人間自身も身体に放射能を持っている(60kgくらいの人でだいたい7000ベクレル程度)。
放射線には、活性酸素をやっつける若返り効果、ガンの抑制効果、各種ホルモンの増加など、放射線ホルミシス効果(低線量の放射能なら逆に体を元気にしてくれるという効果)がある。
人の細胞には、修復効果があり、1個あたり1日に何百万件もDNAの修復活動をしているから、年間の被爆量の設定には意味がない」
など、放射能についての目からウロコの情報がたくさん記載されています。また、
「古くから日本で愛されている鳥取県の三朝温泉、秋田県の玉川温泉などのラドン温泉、ラジウム温泉などには通常の200倍の放射線量が含まれている(ラドン・ラジウムは放射性元素......放射能のこと)。日本全国で名水と呼ばれている水にも、通常の20倍くらいのラドンが含まれている」
など、日本で昔から愛されている温泉や、飲料水にも、もともと放射線が含まれていることなどが紹介されています。
そして、服部先生は、現在の福島第一原発の政府の対応についても、いままでの古い考え方を見直し、最新の科学的知識や適切な考え方をとりいれていくことを提案されています。
「現在、福島第一原発で問題になっている放射能では、一般人に健康被害などまったくないということです。避難地域を作って住民を追い出すなど言語道断です。家を奪われ、家畜や農地を奪われ、自殺をした人まで出ている状況です。
今、問題になっている福島原発の放射能を浴びた農産物や、海産物、畜産物を食べても、まったく問題ありません。基準値自体が、意味のない数字です。
現在定められた数値で福島原発事故の放射能漏れの事後処理にかかるなら、その費用は莫大なものになるでしょう。しかし、それは実は必要のないものばかりです。」
服部先生のメッセージを読んで、この本に書かれていることを、もっと真剣に議論する場が設けられることが大切なのではないかと感じました。
原発については、利害関係が絡んだり、ICRP(国際放射線防護委員会)の「放射線は有害である!」という結論づけもあり、カンタンには変えていけない問題のようです。
ですが、だからこそ、もっと開かれた場所で、色々な角度からの議論をすることが重要で、これからの日本の未来を創っていく指針になるのだと感じました。
出版社のサイトでは、放射線がなぜ怖がられているのかなど、放射能の歴史をマンガでまとめた「放射能のホントの話」(PDF) が無料で公開されています。
(ことだま師 水蓮)