ヨーロッパの放射能① 灯台もと暗し でも安心はできない・・・ | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

ここ数日ブログを書こうと思いつつ、どう書いたら一番自分の思いを正しく伝えられるのか考えていました。
考えているうちに時はどんどん過ぎてしまうので、とりあえず書いてみます。

友人Mから「さるうさぎの出没地、ウィーンの放射線量はどのくらい?」と聞かれて調べました。
まえから「ヨーロッパの方が日本より放射能あびてる」とかいうつぶやきも目に入っていたので、この際調べてみました。
結果・・・

東京(新宿) 0.062マイクロシーベルト/時
ウィーン(中央) 0.072マイクロシーベルト/時
http://atmc.jp/
http://www.umweltnet.at/article/articleview/81383/1/29344
あれ、ウィーンの方が多い・・・・・・

この数字をみてから考え込んでしまいました。実は日本ってたいしたことなかったのかしら、わたしってずっと勘違いしてた?とか。
そこでひとつひとつ検証してみました。

まず大前提は変わりません。「被爆は少なければ少ないに越したことはない」
広島から福島の間、人類は原子力を使って地球を放射能で汚してきました。アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、アジアの各国が競って原発を作り上げ原爆実験を繰り返し、放射能は地球を回り、拡散しました。だから「放射能ゼロのところに住みたい」と言っても、それは難しい相談、そんないやな時代にわたしたちは生きているといえるでしょう。
だからといって「何もできない」と、あきらめる理由にはなりません。
むしろ
1.今まで地球をさんざ汚したのだから、これからは汚さないようにする。
2.被爆をおさえる努力をする。
これはできるはずです。

1もとても大事ですが、さるうさぎのテーマはむしろ2に傾いているので、2だけを考えます。
被爆をおさえるには
①外部被ばくをおさえる
②内部被ばくをおさえる
のふたつの面からアプローチしなければなりません。
ふたつの合計が年間何ミリシーベルトになるのか、これを意識すべきです。
特に、いまだに放射能を放出している福島をかかえている日本は、ざんねんながらこれを無視すべきではないでしょう。
年間の被爆量(内部・外部あわせて)ですが、オーストリアはこんな感じです。

自然年間線量(宇宙線、ラドン、呼吸、食事、医療) 3ミリシーベルト

チェルノブイリで増えた分:0.8-1.4ミリシーベルト
計 3.8-4.7ミリシーベルト
(出典:さるうさぎ夫の高校の物理の教科書)

日本はこうでした。
自然年間線量宇宙線、大地放射線、呼吸、食事) 2.4ミリシーベルト
http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-41.pdf

それに

福島で増えた分:???
を足して
計 ???
になるのかが今問題となっているのです。

(ただ日本の数値は「医療」の分が入っておらず、日本は放射線治療を受けやすいので、医療被ばくはそれほど少なくないでしょう。)

ウィーンの空間線量は東京よりも高い、でも年間線量はチェルノブイリを足して全部あわせてだいたい最大5ミリくらいになるようです。
それを、空間線量だけで「年20ミリ」とか「年100ミリ!」とか言っている日本はおかしいです。

(つづく)