どこかのブログで「放射能関係の大事なニュースはいつも深夜流れる」という文を読みました。本当なのですか?
だから未だに「大丈夫」と言っている日本人が多いのでしょうか?
年20ミリシーベルト未満は通常通り=福島の13校、屋外活動制限-学校の安全基準
(時事ドットコム 2011年4月20日)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=201104190081
政府の原子力災害対策本部は19日、福島県内の学校の安全基準について、大気中の放射線量が年間20ミリシーベルトを下回るとみられる場合は、通常通りの 校舎や校庭の利用を認める暫定方針を決定したと発表した。放射線量の測定を続け、夏休みが終わる8月下旬をめどに見直しを行う。
原子力安全委員 会の一部委員は「子どもは成人の半分以下とすべきだ」と指摘していたが、文部科学省は「国際放射線防護委員会(ICRP)は、大人も子どもも原発事故後に は1~20ミリシーベルトの被ばくを認めている」と説明。計画的避難区域の指定基準と同じ年20ミリシーベルトを下回れば問題ないと判断した。計画的避難 区域と緊急時避難準備区域に指定される地域の学校は使用しない。その他の学校のうち、通常通り屋外活動を行うと年20ミリシーベルト以上となる恐れがある のは福島、郡山、伊達3市の13校・園(児童・生徒・園児計3560人)。文部科学省と厚生労働省は福島県教育委員会などに対し、これらの学校については 校庭での活動を1日約1時間とし、活動後には手や顔を洗うことや、砂ぼこりが多いときは窓を閉めることなどを求める通知を出した。
文科省による と、現時点の放射線量が変わらず、毎日8時間は屋外に、残り16時間は木造家屋内にいたと仮定すると、校庭での放射線量が1時間当たり3.8マイクロシー ベルトの場合、1年後の積算線量が20ミリシーベルトとなる。この試算から同3.8マイクロシーベルト未満の学校では、通常通りの活動を認めることにし た。
一般人の線量限度は本来年1ミリシーベルトだが、ICRPは原発事故などの緊急時には年20~100ミリシーベルト、事故収束後は1~20 ミリシーベルトを認めている。記者会見で鈴木寛文科副大臣は「100ミリシーベルト未満では、がんなどのリスク増加は認められない」と述べた。
今まで10ミリだったのに、20ミリに引き上げるその根拠が今ひとつわかりません。根拠は「ICRPが20ミリシーベルトの被爆をみとめている」からとしていますが、あくまでそれは「事故後」であり、「ずっと」ではないでしょう。
そうでなければ、ところにより福島よりも濃度の低いチェルノブイリは今汚染区域として閉鎖されていないはずです。
とりあえず20ミリに上げて、それからどうするのかがみえません。まさかそのまま放置?
また、木造家屋にいることにより被爆を防ぐようですが、実際に家屋での放射能数値はどうだったのでしょうか?
一説には人の沢山出入りする場所には外から放射能が一緒に入ってきてしまうので、外とそう変わらなくなるという話も聞いています。そのあたりはどうなのでしょう?
「100ミリシーベルト未満ではがんなどのリスク増加は認められない」
鈴木寛文科副大臣、それはお調べになっておっしゃったのでしょうか?
わたしは調べました。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/kr79/k
こちらに京都大学原子炉実験所の今中哲二氏の報告があります。
「もっとも大きな汚染を受けた3カ国(ベラルーシ、ウクライナ、ロシア)において、1万3000 件の甲状腺ガンと2100 件のその他のガン死が、それぞれの集団において予測される」そうです。
また、「甲状腺癌が生じた地域の子供のヨウ素131の甲状腺被曝量は、中央値で30mgy」、つまり30ミリグレイ=約30ミリシーベルトは危険だという事です。
「中央値」ですから、それ以上でもそれ以下でもありうるということです。
年20ミリシーベルトに引き上げて、それでもぎりぎりかわせるかもしれない、もしかしたら大丈夫かもしれません。
でもなぜわざわざ子供達に対して「ぎりぎり」「もしかしたら」の危険な方法をとるのですか?