拘束状態での対策法について | 過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)

約5年前から急にガスが出始めるようになり毎日緊張の日々を過ごしています。世間ではまだあまり知られていないようですが、ネットでIBSという言葉を知りました。過敏性腸症候群…私にすごく当てはまります。

学校での授業、発表会、朝礼などの集会。
社会では主にデスクワークのお仕事にいえることだと思います。
また、その他にも公共の場だと映画館やアトラクションの行列など、IBSの症状を抱えている方には辛いものです。

これらは長時間の拘束状態になり、なかなか抜け出すこともできません。大切な時であれば尚更『トイレに行きたい』などは言えない状況でしょう。


私が中学・高校生の時は、この症状についてあまり知っていなかったこともあり、特に対策などをしていなかったために辛い事ばかりの日々でした。

せめて行った対策といえば・・・

いや対策ともいえないですが、ジャージを椅子にかけてたくらいです。少しでも和らぐのではと唯一行っていた事です。


今現在はデスクワークのお仕事をしているため、学校の拘束状態に似ているといえば似ています。

通常は週4日勤務で毎日8時間業務をしていますが、週に3回くらいは残業含めて10時間か12時間働いています。


なぜ症状で悩んでいるのにそんな長時間デスクワークの仕事ができるのか?

確かに症状で悩んで辞めたいとも思った時も何度もあります。

ですが、考えれば高校時代よりも確実に症状が少なくなっている気がします。


現在私が行っている対策を御紹介します。



IBS症状の方は過敏性腸症候群の他にも、呑気症や唾液過多症(名前合ってるかな・・)も考えられます。

私の場合は原因が無意識のうちに唾液を飲んでいたことで空気が一緒に入り、ガスが出ていました。これが大きな原因の一つなのではないかと思っております。

それに気づいてからは対策も変えましたのでガスも減りました。



これはストレスのせいで無意識に飲み込んでいることもありますので、もし頻繁に飲み込んでいるという方はあまり飲み込まないようにしてみてください。

あと、唾液が出やすい人は歯を噛み締めている方が多い、つまり下の歯と上の歯がくっついていることがあるので歯を噛み締めないように意識すると良いです。

また、舌も自然な状態は上顎にくっついているということで、下顎についていると無意識に咀嚼をしてしまうそうです。




■現在行っている対策

・椅子には上着を被せます。(不安の軽減ですね)

・ひざ掛け(なるべく厚いもの)を自分と椅子の間の腰あたりに配置。二つ折りくらいでお尻から腰あたりにまで当たるようにします。

・ポケットつきの腹巻。
カンガルーのお母さんのような状態(笑) ポケットにはカイロを入れます。お腹を温めて調子を悪くしないように。

・温かいお茶。お腹がよく痛くなるので冷たいものはNG。

・精神的にお尻に意識を集中するのではなく、目の前のものに集中するように心がける。

・唾液を頻繁に飲まない!!

・以前は少量の水が入ったペットボトルに溜まった唾液を入れていました。飲む振りをして(笑)
でも途中でこれは却下。周りにはバレませんでしたが、逆に気にして精神的に辛くなってしまうのでマイナスになりました。

・お昼はあまり食べない!
早食いだと余計に空気を飲み込んでガスが出る原因になりますので、よく噛みます。

・朝は余裕を持って起きる。必ず朝は排便すること。
前日の夜はお水を飲んだり、夕飯をしっかり食べるなどします。特にお水は重要です。1日2~3リットル?と言われていますので便秘改善にも繋がります。青汁も良いですね。


・平日のお菓子や炭酸は控えます。


一応これで以上になります。
重要なのは『後ろへの意識』と、『朝の排便』です。

椅子に上着をおくのと、自分と椅子の間にひざ掛けをおくことで、『壁があるから大丈夫・・・』と思い込ませています。

実際やるのとやらないでは私自身大きな違いが出ました。
あと、カイロは絶対に外せません。お腹が痛くなるのをかなり防げます。


それでもガスが出るようであれば、一度ガスコンの薬ををおすすめします。効くか効かないかは人によりますが、胃腸科などで処方されます。


上記は個人的な対策ですので・・・少しでも参考になればと思います。