健康談話室(4) 肺がんの原因 (10/22)
(ここで整理すること:音声が主体です)
肺がんの種類とその割合
腺がんなど 80%(タバコに関係の無いガン)
扁平上皮ガン 20%(タバコと関係の深いガン)
原因として公表されているもの(縦割り発表)
ディーゼル排気ガス 10% (旧運輸省管轄)
アスベスト 8% (旧労働省管轄)
タバコ 20% (旧厚生省管轄)
一般原因 62% (担当省庁無し)
肺がんが急増しているのに、喫煙率は低下を続けています。わたしたちは省庁の利権ではない真なる原因を研究する必要があるでしょう。
(平成24年10月5日)
--------ここから音声内容--------
「健康談話室」の4回目はですね、肺がんと言う所から行こうかと。これを「タバコ」と言うとですね、反撃がちょっと厳しいもんですからそれをちょっとかわしまして「肺がん」から行こうかと、こういうことですね。
え~と肺がんはどんな種類があるかと。腺がんなどが80%ありまして、それから扁平上皮がん、というのが20%になります。で、腺がんと言うのはタバコに関係のないがんでありまして、扁平上皮がんというのがタバコに関係のあるがん、であります。これは男性の場合ですね。
女性はちょっとまた特別なので、また別の機会にやりたいと思います。女性が人類じゃないって言うんじゃないですよ。男性と女性とモーレツ違うもんですから、これは別々に議論をしないとですね、ちょっと平均値を採ると余計変なことになっちゃうんですね。
つまり、タバコと関係の深いがんと言うのは、たった20%しか無いんですよ。この扁平上皮がんと言うのはおまけにですね、割合と浅い所にありまして、手術もし易いし転移もしにくいっていう非常に好都合な肺がんであります。
それからもう一つはですね、また不思議な事に縦割り行政があるんですね。省庁によって値が違うんですよ。例えばですね、昔の運輸省はですね、ジーゼル排ガスを減らそうとしてた訳ですよ。これはもう~ずいぶんお金になると言うことでですね、これで肺がんになる人が10%という風に発表しております。肺がん全体の10%。それから労働省はですね~、アスベストによって肺がんになる人が8%って言ってんですね。これは他の原因はもう、皆さん無視してるんですよ。自分のところだけ良けりゃ~良いっていう。
これは私がですね、「レジ袋現象」って言っている奴ですね。自分のことだけ(しか)考えない。「レジ袋現象」ってどういうのかっていうと面白いんですよね。レジ袋削減課っていう課がですね、ある市にありますとね、レジ袋を追放するとレジ袋減るんですよね、もちろん。半分にしますと半分になるんですよ。その代わりにポリ袋とごみ袋が増えて、合計としては増えてんですけど、そのレジ袋削減課ってのはですね、ごみ袋「だけ」削減すりゃ~良いんで、「成果ありましたか?」って聞いたら「ええ、半分になりました。」って、こう言う訳ですよ。
その代わり「あの~ポリ袋とごみ袋が3倍くらいになってんですけど?」 「いえ、それは私の担当じゃありませんから」と。 これ「レジ袋現象」なんですね。小学生でもそんなこと言わない、と。ま~、幼稚園クラス、と、こんな感じですね。今の市役所は幼稚園クラスなんですね。分かってはいるんですよ。ただ『幼稚園クラスを装ってる』訳ですね。
タバコは約20%、これは旧厚生省管轄ですね。それから原因が不明なものっていうか、一般的な原因ですね~たぶん、この中にまだはっきりしてませんが、自動車のタイヤのカスとかですね、それから空気中の浮遊物なんかあるんでしょう。62%。
ということで、もし私がですね、「省庁の縦割り行政を打破して肺がんの構成は?」って言ったら、「ディーゼル排ガスが約10%ですね。1割ですね」と。「アスベストも10%ぐらいありましたね」と。 「タイヤのゴムが20%ぐらいあるでしょう」と。 「タバコも20ぐらいあるかもしれませんね」と。 「その他40%ぐらいがいろんな原因ということで、ですね」と言いますとね。 「あれ?タバコは20%しかありませんか?」 「ええ、だから喫煙率がいくら低下したって肺がんが増えるんですよ」と。「肺がんの増えている原因ってのは別にありますからね」と。こう言う風に言わなきゃいけない訳ですね。
ストレスなんつ~のがあるかもしれませんし、それから女性ホルモンの欠如、っていうのがあるかもしれませんね。女性はものすごく肺がんが少ないですから。だからま~、それもあるかもしれませんね。ですからこのジーゼル排ガス、アスベスト、それからタイヤの削りカス、それから一般的なチリとかごみと最近では放射線とかね。そういうのが全部ありまして、タバコがそん中の5分の1ぐらいあるかな~という感じですね。
そうすっと、「タバコ吸って千人に一人肺がんになる」なんて私が言ってるんですけど。大体そんな比率かな~、と言う風に思います。え~、これは面白いですね。タバコから見たときの肺がんと、肺がんから見た時のタバコっつ~のはやっぱ違うんですね~。
これはね、面白いんですね。私が良くタバコの事言う時に、タバコを吸って肺がんになった人が病院に行く、だからお医者さんとしては「タバコを吸うと肺がんになるんじゃないか?」 「タバコやめさせなきゃなんない!」ってのは医者は正しいんですね、これはお医者さんは正しいですね~。
私は今度はですね、タバコを吸って元気な人を見てますからね。「ああ~、タバコを吸って元気じゃないか」と。 「もう全然長生きしてんじゃないか」と。こう言う風になる訳なんですんね。それは見てる人が違うだけなんですね。じゃ~、お医者さんの診ている人どれくらいかっていったら、そりゃ~も~ね~、千人に一人とかなんですよ。
なんでかって言ったら国民全部が病気になってお医者さんに行ったら、お医者さんパンクしちゃいますからね。毎日お医者さんに行く人って言ったら国民の本当に少ない量なんですね。ま~、だからそういうことになりますが、これもですね、コペルニクス的観測って言っても良いかもしれません。健康談話室、肺がんの原因と言う事でお話を致しました。
(文字起こし by つよぽん)