大事件2 「福島原発事故は事故ではない」の電力と日本社会の力勝負になった (7/17)
「福島で人は死んでいないじゃないか。これからも死者が出ないことは(私は神様だから)わかっている。保証する.(だから事故とは言えない.事故でないのだから福島原発は安全だった。だから他の原発も福島と同じだから爆発しかしない。そうすると今の福島ぐらいしか汚染しない。人は死なない。だから原発は安全だ。)
こんな理屈なら、電力が原発を再開しようとしているのは当然だ.国民は「福島原発は事故を起こした」と思っているのに、電力は「福島原発事故は事故とは言えない」と心の底から考えている.だから再開は当然だ.
こうなったら、国民と電力の力比べだ。国民は油断はできない。電力が持っているお金は国民の電気代だが、国民は電力からしか電気を買えない。反抗したら「電気を出しません」というだろう。
それに、政治家、官僚、マスコミに膨大なお金を流している。このお金も国民の電気代だが、そうはいっても一度、電力の手に渡ったら勝手放題だ。東京都、大阪市も大株主だが、それほど信頼できない。
原発は完全に危険になった。これまでは「安全に万全を期しても事故が起こることがある」ということだったが、今は「福島は事故ではない。死なないのだから騒ぐな」と電力が言うのだから、大飯原発もどこも「危険なまま運転する」だろうし、第一「危険」という線引きが違う。
電力が「安全」というのは「爆発しても放射性物質が漏れても安全」ということだから、日本語が違う。法律はすべて無視する完全な反社会団体だ。マスコミがこの大事件をどのように報道するかで、マスコミ自体が反社会団体かどうかもわかる。
誠意ある人が集まろう。子供を大切にする人は集まろう! これからは力の時代だ。どうしても私たちはこのすばらしい日本を守って子供に引き継がなければならない。まさか「福島の事故は誰も死んでいないから事故ではない」という日本人がいるとは思わなかった。
それは死者がでるかどうかより、誠意がない。反社会的でしかも人間を感じることもできない。仙台、名古屋の両方だから、政府と電力の共同作業だ。
反社会的電力をこの日本から排除するために大同団結するには、「反原発」ではなく「反社会的電力」をまず排除するようにして、すべての日本人、子供を大切にする人が団結し、その後に「原発はどうか」という順序にしないと、敵につけいる隙を与えると思います。
彼らの攻撃の的は「日本の発展を考えずに原発に反対している特殊な人たち」ということですから、「そうではない。私たちが望んでいるのは誠実な社会であり、反社会的なことを許さない社会、日本人が助け合う社会だ」ということをハッキリさせなければ分裂させられてしまいます。
(平成24年7月17日)
--------ここから音声内容--------
この、私にとっての大事件。「福島で人は死んでないじゃないか」と。これから死者は出ないことは…私は神様だから…という意味でしょうけど、「(死者が出ないことは)わかってるんだ」と。「保証するんだ」と。中部電力課長はそう言いましたね。法律では一年1ミリ以上の被曝は危ないとなっとりまして、それを抑えるのに全力を注ぐってことで今までやってまいりました。私なんかの原子力やってる時も、やっぱりそれを一生懸命やってきました。それなのに「死者が出ないからいいじゃないか」と。「だから事故じゃないんだ」と。つまり極端に言えば「福島原発は安全だったんだ」と、「他の原発も爆発ぐらいしかしないよ」と、「爆発したって福島ぐらいの汚染しかないんで、人は死なないんだからいいじゃないか」ということなんですよ。
こんな理屈ですからね、電力(会社)が原発を再開しようとしてんのは当然ですね。国民は福島原発は事故だというふうに思ってるんですけど、電力は福島原発は事故じゃないとこう言ってるわけですから。心の底から考えてんですよ。あの人のインタビュー聞きますとね、もう心の底からそう思ってんですよ、ええ。これはね、一年半もたってますからね、説得しても無駄ですね、これは。相手、頭いいんですよ。頭いいけども、儲けたいからとかですね、力関係でやってきてるんですね。あの福島の事故を見てですね、これが事故じゃない、人が死んでないっていうのはね、これはもう特殊な判断ですからね。判断っていか言い分ですから。ま、暴力団と一緒ですね。
こうなったらもう力比べですね、ええ。しかし国民と電力(会社)と比べると、国民の方が強いと思うけどそうでもないんですよ。電力(会社)はカネ持ってますから。それでおそらくですね、今後ですね、電力(会社)から反抗する家庭については電力を出さないって言いますよ、ええ。「電力なんか供給してやるか」と。「お前らは、クーラーもつけないなら暑くて死ね」と、こういうふうになってきますよ。
それに政治家、官僚、マスコミがどうだかわかりませんからね。お金が随分回ってるわけです。東京都とか大阪市も大株主だけど、今までの経過から言ったら信頼できませんね。そうなりますと原発は完全に危険になったっていうか、私は原子力やってきた技術者としてはですね、こんなひどいことはありませんね。だって、危険なまま技術をやってるいうんですから。まぁ危険というのとは安全というのは電力(会社)は違うんですよ。死ななければいいって言うんですよね。普通だったら放射性物質が漏れちゃダメだって言ってたんですよね。もうもちろんみんなそう思ってたんですよ、当たり前で。それから法律もそうなってたわけですけど。もう全部無視するっちゅうわけですね。
マスコミが中部電力課長の発言をどう報道するかですね。もしこれをあまり報道しないようでしたら、マスコミ自体も反社会的団体だってことになるでしょうね。だからもうそれはいい、と。新聞は買わない、と。そんな電力(会社)に応援してるような政党には投票しないってすればいいんですから、それはまぁそれで簡単ですね。この際誠意ある人が集まらなきゃいけないと思います。子どもを大切にする人が集まんなきゃいけないと思いますね。
今までみたいにぼやっとしてて、このすばらしい日本を守るってことはできないと思いますよ。死者が出なかった…これは違うんですけど、違うことも後で書きたいと思いますが、まぁ誠意がないですよね、ええ。これではですね、我々がやっぱりこれ具体的な行動に出なきゃいけないってことですね。行動は色々あります。デモなんかに参加するのも大切ですし、それから原発賛成/反対で、僕は態度を取っちゃいけないと思いますね。これは色んな人がいます。原発反対だけだと、原発反対という意見の人しか集まりません。原発賛成だったら、原発賛成の人しか集まりません。私はですね、反社会的行為を許さないってことなんですよ、ええ。
要するに福島の事故を事故じゃないと言う人、こういうのを許さないっていうことですね。それから法律を破っても構わないじゃないかと言う人を許さないっていうことですね。これは反社会的なことを許さない、暴力団を許さない、と同じですからね。この方が僕は団結できると思いますよ。原発がどうする、エネルギーをどうする、エネルギーは足りるのかどうかなんて議論してたらですね、色んな人が色んな意見があります。だけども、暴力団はいけないっていうのは、これまとまるでしょうね。反社会的電力会社を解散するべきだろうと、これはわかりますよね。そういうことを報道しないマスコミはもう買わないってのは、これいいでしょうね。
だから、できるだけですね、こういう時は敵をですね、あまりこっちが分裂しないように、敵に対して力が集中するようにですね、私たちはまず何をしなきゃいけないかっつぅと、やっぱり誠意のない反社会的な団体はやめてもらうっていうことを、まず第一にするべきだと思いますね。それが一番効果が上がると思います。これを下手にですね、反原発「だけ」でやりますとね、そうすっと「私はやっぱりエネルギーは大切だと思う」とか、「安全な原発ならいいんじゃないか」とか色々紛れますからね。
私たちが敵としなきゃいけないのは、国民を無視して、福島で苦しんだ人たちは苦しんでないんだというような、そういう極悪非道な人たち、これを日本社会から排除するということの一点に絞って、それができればですね、私は原発も当面危険なんですから、当然やらないっていうことになると思いますけども、ただもうそういうのを許しときますとね、もう議論がウソも平気、反社会的も平気、法律違反も平気になりますからね、もうどうにもならなくなるというふうに思います。