福島原発の現状と危険性(音声だけです) (4/17)
昨日のブログは音声の録音ができなかったので、説明をします。
--------ここから音声内容--------
ええと、福島原発の1号機から4号機までの問題をですね、ちょっとあの書いたんですが、えー録音ができないとこにおりましてですね。あの、まぁ、これだけですけども記事にしたいと思いますが。
ええと、1号機から3号機までの状態ってのはかなり似てまして、ええと、ま、1号機と3号機は爆発しまして、2号機は爆発していないんですけど。いないと言ってもですね、ほとんどの放射性物質は2号機から出たと思われるんですね。ですから、えー同じようなものだと言った方がいいかもしれません。
あのこういったですね、ことは、データがきちっと出てきて、あの将来細かく見れば良いんで、あの過去のことをですね、不完全なデータであんまりあーだとかこーだとか言うのは、私はあまり好きではないんで、そこは大送りにしてですね。ま、1号機から3号機まではほとんど同じように、何らか爆発か、とにかくメルトダウンしたと、燃料は融けて下にあると。それから、そん時にものすごく放射線出たのは2号機ですからね。ですからまぁ、2号機は何らか1号機とか3号機とは別のものがあるだろうということですね。
ただ3号機はプルトニウム入ってましたから、あのドーン!といった中にプルトニウムがなかったか?っていうのも若干は今んところ心配なんですね。ま、こういったことをですね、まぁ学者の方で細かく検討されてる人がいて、それはそれであの立派なことなんですけども、私はちょっとスタンスが違います。あの、スタンスが違うことを悪いといって非難する人もいるんですけど、まぁいろんな人がいた方がですね、情報が多くなります。私はどちらかと言うと、原発よりかは、その外に降った放射性物質の方でみなさんが被曝するのが心配、ま、お子さんが被曝するのが心配で、原子炉の方はあんまり注目しない方がいいんじゃないかなっていうのが、ま、前からの考えなんですね。
ま、そういう意味でおおざっぱに言いますと、1号機から3号機は、ま、何か爆発したりそれに類似したことがあったり、燃料が融けたりして、いっぱい放射線が出た、と。“放射性物質が出た”、放射線じゃなくてですね、放射性物質が出たと、ま、いう風に考えたらいいんじゃないかと思います。えー特に2号機の中はですね、何しろものすごい放射線量ですから、何らか変なことが起こってるってことは間違いないですね。ただですね、メルトダウンしてあの、容器、ま、原子炉でも格納容器でも格納容器の外でもどれも同じですが、出てしまったあの燃料はですね、ええと水に浸(つ)かっていても、あの核爆発する…臨界になる可能性は低いと思うんですね。
ええとですねあの、ていうのはどうしてかって言いますとですね、普通この3%ぐらいのウラン、ま、4%か3%のウランはですね、そのままではなかなか臨界に達しないので、臨界に達するために特殊な配置と水が必要なんですね。で、この場合は水はありますけども、燃料は何か下に溜まってるとしますとね、溜まってるとこから出た中性子がこう、周りの水にぶつかりますでしょ、だけどもそのほとんど多くはその外側に行っちゃいますから、また、こう中に返ってくるってことはあんまり無いんでですね。ま、その意味から、私はあの1号機から3号機はですね、このまま少しずつ少しずつ沈静化するんじゃないかと思ってます。
で、4号機ですけども。4号機が一番危ないってことを再三、みなさんが指摘するので、ま、それもそれで、ま、気をつけとかなきゃいけないんですが。4号機はですね、ま、燃料があったと言う人もいるんですけど、私はですね、これ今0.5ミリシーベルトぐらいですから、毎時。ま、これから言うとですね、やっぱりプールだったんじゃないかと思うんですね。しかも爆発したのも多分、4号機からの水素じゃなくて、やっぱり3号機あたりから来た水素の方が分かりやすいかなという風に思ってます。ま、いずれにしても、それもですね、私は今の時点であんまり議論したくないんですね。
えー、そいでプールの問題です、燃料プール。この燃料プールが崩壊したら大変なことになるっていうのがあるんですが、ま、崩壊して下に落ちたときですね、先ほど言いましたように、原子炉の中にあるような配置にきれいになるっていう可能性も無いじゃないんですけど、非常に少ないですよね。そいからもちろん、そこの上から水も掛けますし、それほど温度が上がるってことも考えられないんですね。
(それ)から、まぁプールの底に穴が開いて水が少しずつ漏れ出したってなときは、まぁ割合とあると思うんですが、ま、そのときでもですね、ものすごく沸騰するぐらいの熱になるかどうかはちょっと判りません。私、大体500分の1ぐらいになってるってことに対して、違うという人もいますので、えー、どのくらいかっていうのはちょっとまだ正確にわかりませんが、私はまぁやっぱり、どんなにあれしても100分の1ぐらいの発熱するようになってると思います。
で、この4号機の問題はね、もう一つ大きな問題があるんですよ。大きな問題って言うかあの、危険じゃありませんよ、危険じゃありませんが問題がある。それはですね、燃料プールが危ないって言うんなら、これはもう日本中の原発って言うか世界中の原発を全部止めなきゃいけないですね。4号機の燃料プールの問題で東京まで全部逃げなきゃいけないってことになると、・・・(音飛びしていて不明)の原発は全部止めるってことになりますね。ちょっとね、考え方としてはどうかなと思います。もちろんあの、福島原発の爆発を、原子力技術者は予測できなかったわけですから、まぁかなり謙虚に構えなければいけないんですが。
ま、それでもですね、えー今までの我々の知見は、特別な配置をしている低濃縮ウランが水の存在の中で(音声不明瞭…)になるっていうことですから、例えば、まだ東京電力、ホウ素なんか持ってるでしょうしね、ま、そういったものを少し投入するってこともあるんで。えーちょっとですね、燃料プールが核爆発を起こすということは、まぁあの、そっちの方の人がですね、そうお考えの人はいいんですけども、そのお考えの方の人がですね、もう少し丁寧に、あの技術的な見地をご説明いただきたいと思います。
私もですね、ずっとあの、ここんところ、今まで原子力に反対してきた方の書いてるもの読んだりしたんですが、やっぱり分かりませんでしたね。あの、ちょっとこう今までの知見と違うので、もう少し基礎的なところから書いていただかないと、何故臨界になるのか、何故そう危険なのかっていうのはちょっと分かりませんでした。
ま、そういうことで我々としてはですね、ま、やっぱり1号機から4号機の問題よりか、私たちの身の回りにある放射性物質、また食材もね、あのもう・・・いっぱい隠れたものが出てきましたし、ま、そういう方がですね、危険であると。まずは逃げる準備は要らないということですね。あの、ちなみにプールの温度はですね、一時高くなりましたが、今だいたい20℃から30℃の間にあるようで、その意味では一応落ち着いております。えーですから、まぁ私はあまりお気になさらずに普段の生活をして良いと、ま、こういう風に思います。
(文字起こし by danielle)