皆様はどのような新年の幕開けでしたか?
私は毎年恒例の実家に帰り、甥っ子と剣玉対決をして、ずいぶん剣玉がうまくなりました。もしもしカメよ、カメさんよ、世界のう、くらいまでカチカチ出来るようになったのと、串刺しにするやつ、なんていうか知らんけど、二回に一回出来るようになりました。
そして、本も三冊読み切り、年末年始はお神酒をいただいた他はほぼノンアルコール。バリバリ健康的です。
お母さんもねえちゃんも減量とまではいかないけれど摂生中だったので、便乗していいダイエットが出来ました。
筋トレも出来たし、弟とママ(おばあちゃん)とみんなでカラオケも行ったし、お父さんとお寿司も食べたし、おばちゃまにみんなでストーブプレゼント出来て、いとこのまりちゃんともご飯食べれて、家族と一緒に過ごせたいいお正月となりました。
甥っ子の風ちゃんが、弟が帰るタイミングで悲しくなっちゃって泣き始めて、つられて私も泣いちゃって。
いつまでもみんな元気で過ごせるといいんだけど、誰にも必ず死は訪れるので、次また元気でみんなで揃って会える数が少なくなることは寂しいけど、だからこそ健康に、元気で、笑顔で、精一杯、優先順位を間違えず、感謝を持って、今を生きる。
これが出来たら最高だと思ったのでした。
生まれて右肩に死を左肩に寂しさを持って生まれてきたのを忘れちゃいかんぞとお父さんに言われて、あぁ確かにそうかもしれないな。いつもは意識できないけど、そこはかとなく寂しいのはそういうものなのかもしれないなと、夕日を見ながら何度も来た思い出の場所で佇む元旦。
ここに来るといろんないろんな思いが胸をよぎります。
自分至上最高の自分になるために、ここは私にとって大切な場所です。
人生もそうだけど、サンバやブラジル文化について、去年から徐々にそうしてきたように、今年も若手の皆にどんどん表に出てもらい、私はみんなを支える方に回って、サンバにかかわる人が年齢を重ねてもサンバをやめなくてもいいそんな環境を作っていきます。
私はサンバのショーだけがしたいんじゃなくて、競い合うサンバがしたいんじゃなくて、日常にサンバがある環境を作りたい。
仕事帰りにサンバを踊ってすっきりするとか、サンバがあるから仕事を頑張れる。サンバとはそんな関係でいたいんです。ブラジルの私の友達たちがそうしているように。
だから私はこれからも仕事とサンバを両立させるし、カポエイラや太鼓も同じ。ブラジル文化が私を変えてくれたように、教えてくれたように、人生の喜びや楽しみ、目標、感謝すること、尊敬すること、仲間や友情を学べる場所作りをこれからもしていきます。
今までに何人もブラジル文化を通じて、素敵な人と出会い、子供も出来て、ブラジル文化から今はひとまず去っていっているけども、その人たちが、そしてその子供たちが大きくなったときにも、また戻ってこれる場所を残していきます。
なぜならその場所を作ってくれた人たちがいたから。受けとったバトンを落とさずに、次の世代に引き継ぐために走り始めたので、走り続けます。
100メートルのバトンなのか、バトンじゃなくてたすきかもしれないけど、次に渡すまでの距離もわからないけどね。走れるまで、時々歩いてでも、立ち止まらずやります。
今年はきっと私、頑張るんだろうな。仕事。
そしてそれと同じくらい、頑張るんだろうな、ブラジル文化。
そしてそれ以上に、私は私に関わって下さる人を大切にします。
皆様、どうぞ一年お幸せに、健康に。
まだまだ未熟で、何かが欠けている私をどうぞよろしくお願いします。
愛を込めて。
今年の私は静かに、そして熱いぜ。