1月6日
カショエイラの街は曇りで、今にも雨が降り出しそうだったんですが、この日はterno de reisの日。
みんなで雨が降らないようにと祈っていたら晴れました!
テルノジヘイスはカトリックの行事で、3人の賢者が、星の明かりに導かれて、生まれたばかりのキリストへのプレゼントを持って、キリストが生まれた場所を訪ねた日なんだとか。
カショエイラの高台にあるホザリーニョ教会を出発して、カショエイラの街をドナダウバを先頭に平和を願いながらパレードしていくという。
カショエイラに着いてからずっとこのパレードの練習会に参加させてもらっていて、だから街のおばちゃんたちともすごく仲良くさせてもらって、準備も朝からお手伝い。町内会の祭りに参加するようなもんでしょうね。
そして教会を背にして見える景色。メストレジウソンと一緒に( ´ ▽ ` )ノ
準備万端のアニーちゃんと二人で★
さぁいよいよ出発。
エロイザ本日帰国します!
さぁいよいよ出発。
今年の王様の写真。みんなでお揃いの衣装。
私はキッチンでお盆にケーキを切り分けてみたり、コシーニャをお盆に入れてみんなに配って回ったり、よく働きました★
ケーキを切っている時に、
「すごいきっちり切ってる!!全部サイズが同じじゃん!」
とすごい驚かれました(笑)
今回すごくお世話になったドナダウバ。
ヘコンカーヴォバイーアで最もトラディショナルなスタイルのサンバジホーダを継承していて、葉巻工場で働いていた時に、その仲間たちとsamba de Roda Suerdieck というグループを立ち上げて50年以上、カショエイラを始め全国各地で活躍していて、歌って、踊って、作曲して、そしてこの美しい文化を守ろうと活躍し続けて、2004年にユネスコがサンバジホーダを無形文化遺産に認定した時にものすごく貢献したという、サンバの生き字引なんですねー。
自分の家のように過ごさせてもらったドナダウバの家の前でドナダウバと猫のブランキーニョと一緒に。この猫はゴロゴロゴロゴロいい音で鳴いてくれる。
庭には亀と鶏がいて、もう一匹の猫はふらりと到着したから名前はシェゲイ。可愛い。
ドナダウバの作る料理は本当に毎日美味しくて、いつももっと食べなさいと勧められて遠慮なく沢山いただいて。
ドナダウバの娘のドナアナも、サンバの歌の歌詞の意味を教えてくれたり、パンデイロの練習を一緒にしてみたり、一緒に歌って踊ってみたり。
この一ヶ月半ですっごく仲良くなったアニーちゃん。ドナダウバの孫。彼女はサンバジホーダを残していくために街のために頑張って活動をしていたり、時には若い人が集まる場所で演奏を披露する機会を作ったり、文化の継承者として物凄く働いていて、彼女とはサンバの事、カポエイラの事、歴史について、宗教、文化、性、食べ物、政治、ありとあらゆることを毎日毎日沢山話しました。私の拙いポルトガル語をうまいこと理解してくれて、辞書で調べる時間も待ってくれて。
思い出せば思い出すほど沢山の深い愛情に包まれて、支えられて、また新しい自分に出会えて幸せです。
エロイザ本日帰国します!
日本に帰ってからは2月から本格的に動き始めるのでお楽しみに(^○^)
足元しくじったよね。