シャスタ山を登って行く。

確かに山を登っている。

しかし写真で見られる様な緑溢れる場所は一向に出てこない。

山の中腹に木陰を見つけたので少し休む事にした。

し~ん……

な~んにも音がしない。

横になって休んでいたらいつの間にか寝てしまったらしい。

よし!

パンサーメドウズを探しに行こう!

鉄馬で来た道をゆっくりと戻る事にした。

少し走ると何台かの車が止まっているのが見えた。

そこへ鉄馬を滑り込ませる。

看板が見えた。

「PANTHER MEADOWS」

なんだ、ここにあったのか!

完全に見落としていた。

パーキングは砂地なので慎重に鉄馬を走らせる。

ここがパンサーメドウズかぁ…

キャンプも出来るみたいだ。

ここでキャンプなんて最高だろうなぁ!

満天の星空の下でキャンプ…

考えただけで震えが来る!!

看板に従いどんどん奥へと入って行く。

途中からトレイルが出てくる。

このトレイルには必ず従わなければいけない。

辺りに生えている草花を踏んでしまうからだ。

ここは本来、ネイティブ アメリカンの聖地。

そこに足を踏み入れさせて貰っている訳である。

勝手な事は許されない。

いわば山全てが御神体な訳だから。

パンサーのひらけた場所から一転、木々に囲まれた場所へと来た。

ここで不思議な感覚に落ちて行った…

…松明が掛かっている、レンガ作りの壁に挟まれて…

…階段を下っているビジョン…

何とも不思議な感覚だった。

懐かしい感覚にもなった。

あとはもう「凄い!凄い!」の連続!

凄いエナジーが溢れる場所だ。

優しくて、包み込まれる様な、力強くて温かいエナジー…

本物だ…

直感で感じた。

肉体、精神に響きまくる。

魂が慟哭する。

自然と涙がこみ上げて来る。

しばし山に全てを預けた。

魂の休息…

魂が「ふ~」と息を吹き返しているのを感じながら景色と綺麗な空気を楽しんでいた。

本当に休まる。

魂が潤うとはこの事なんだろうなぁ~!と御満悦な自分であった。

慌ただしい日常、そして社会によって完全に正常な感覚が麻痺、狂っているのがよ~く解る。

魂のチューニングが出来る。

ここのエナジーに身を任せ、ゆっくりゆっくりと凝り固まった自分を解放し、気持ちを柔らかくし、

そして、魂を解きほぐす。

魂の温泉と言えばわかり易いだろうか。

普段見過ごしがちな身体からの信号。

身体に鞭打って突っ走っている日々。

完全に信号無視をやらかしている(笑)

身体は一切文句を言わずに黙々と動いてくれている。

自分がいかに疲弊しきっているのかが、ここに来るとよく解る。

それをきっちり癒してくれる場所。

いつかキャンプもしたいなぁ!なんて思った。

魂が安らぐ場所。

いつの日か、毎日来れる日が来るといいな!!!

これは心底願う事柄であります!

穏やかな空気の中、山の中で魂のリハビリをするK君であった…

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0011.jpg
鉄馬に颯爽と跨りシャスタ シティからシャスタ山を目指した。

向かう途中には学校、民家もある。

教えて貰った道をぐんぐん進んで行く。

どんどん標高が高くなって行く。

シャスタ シティで出会い、仲良くなった女性のお勧めの場所、

「パンサーメドウズ」

と言う所を目指していた。

すぐにわかるらしい。

鉄馬で颯爽と目的地を目指す!

いくつかのカーブを抜けると目の前に…

シャスタ山…

この時の感動は忘れない…

視界が開けたなぁと思ったら…

シャスタ山がその姿を静かに、それでいて優しく力強く佇んでいた。

シャスタ山は富士山とエネルギー網で繋がっていると言う。

富士山は男性性、シャスタ山は女性性。

富士山は本当にどかん!と鎮座している。

富士山にはよくツーリングに行く。

とある道を走ると「どかん!」とした富士山の姿を拝む事が出来る。

いきなり出てくるのだ。

その姿には毎回圧倒される。

本当に力強い姿である。

まさに男性性。

比べてシャスタ山。

まさに女性性。

包み込まれる様な感覚になる。

その姿はどこからでも見える。

でも主張していない。

母親が我が子をそ~っと見守っている感じと言えば良いか…

富士山はこれでもか!と言う感じである。

とても力強い。

でもシャスタ山の持つパワーは半端では無い。

シャスタ山の方が強いのでは無いか…

人間界でも女性の方が強いし…(;^_^A

腹の据わり方は女性には敵わない。

女性は新たな生命を育む大地。

その役割を持った人には敵わない。

シャスタ山はそんな感じだ。

不思議な感覚に包まれる場所。

シャスタ山が見えた時は思わず鉄馬を停めてその姿をフィルムに収めた。

勿論鉄馬と共に、である。

この旅の相棒である鉄馬。

愛して止まない鉄馬。

我が人生から決して外す事の出来ない相方。

鉄馬。

鉄馬に跨って初めて一人前となる。

完全に人馬一体。

鉄馬にはいつも救われている。

助けられている。

奴がいなかったら薄っぺらい人生になっていただろうなぁ……

人生を美味しくするスパイス、エッセンスである。

自分の場合は射手座と言うのも関係しているのであろう。

とにかく鉄馬も馬も大好きで仕方が無い。

馬も目がとても可愛い。

見ているだけで心が和む。

日常でささくれ立った、傷だらけになった心の修復。

シャスタ山の中腹で写真を撮りながらそんな事も考えていた。

さぁパンサーメドウズを目指そう!

再び鉄馬に跨りアクセルを開ける!!

と、勢い余ってなんと一番上のパーキングまで来てしまった(笑)

え~!!

パンサーメドウズは何処???

通り過ぎてしまったらしい(笑)

パンサーメドウズの看板があると聞いていたのだが全然見当たらない。

エンジンを切ると辺りは静寂に包まれた。

本当に静かだ。

とても静かだ。

とりあえず辺りを散策してみる事にした。

目の前にはシャスタ山。

本当に目の前にある。

周りには誰もいない。

聞こえるのは風の音と重厚なブーツが砂利を踏みしめる音のみ…

よし。

シャスタ山へ登ってみよう。

人々が山へと向かって歩く内に出来たであろう、トレイルがある。

しかし…

今思えば見当違いな場所であった。

その事を知らない当時のK君はぐんぐんと砂利を踏みしめてトレイルに従い山を登って行った…

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0010.jpg
食堂に射し込む、これまた穏やかな朝日に照らされながら取る朝食…

平和だ…

自然と笑顔が出てくる…

本当に時間の流れが緩やかだ…

この場所にいるのが心地良い。

ゆっくりと味わいながら朝食をいただいた。

ここはシャスタ。

初めてのシャスタ。

さぁ何処へ行こう…

又あの雪解け水を飲みに行きたいな!

まずは泉へと向かう事にした!

泉へ行くにはシャスタ シティを通り抜ける。

朝早いのでまだ店は空いていない。

人通りの無いシティを鉄馬で走り抜ける。

新鮮な水を沢山飲もう!

今回は鉄馬に積んでおこうとボトルを数本持参した。

泉には誰もいない!

水に触れてみる…

冷たい!!

出てきたての新鮮な水を一口飲んでみる…

身体が喜んでいるのが解る…

はっきりと解る。

この水が持つ波動、高い波動が細胞の一つ一つに沁み渡るのが理解出来る…

それと、山が持つ温かい、優しい波動がたっぷりと入っている水…

純粋な水。

無垢な水。

細胞が喜んでいる。

舌で味わう水では無い。

感覚で味わう水。

魂で味わう水。

それがここにはある。

細胞がピチピチと息を吹き返すのが感じられる!

ここの泉は入場料など一切無い。

いつでも好きな時に訪れる事が出来る。

好きな様に使える。

ランチを取ったり、瞑想したり、寝たり…

水も幾らでも飲んでも良い。

とても素敵な場所だ。

一生ここの水を飲めたらなぁ…

どんな事になってしまうのだろうか…

やってみたい(笑)

さぁ水もたっぷり飲んだし鉄馬にも予備の水を積んだ。

次はシャスタ山に行ってみよう!

シャスタ山のパンサーメドウズと言う所がお勧めらしい。

鉄馬に跨りシャスタ山を目指した。

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0006.jpg