さてさて…

鉄馬を降りてこの開拓史の街を歩き始めた。

映画のセットの中を歩いているかの様だ。

観光客も沢山いる。

この街は結構知られているのだろうか…

しかしこれぞ西部!!

という感じの場所だ。

ウキウキしてくる!!

最高の贅沢を味わっている…

と言ってもアメリカに来ると毎日味わっているのだが…(笑)

全身の細胞と言う細胞が息を吹き返す感じだ!

街に話を戻すと左右には土産屋、レストラン、

アイスクリームを売っている店…沢山の人で賑わっている。

お洒落なウエスタン ウェアの店もある。

店の内装が本当にカッコいい…

卒倒しそうな位にカッコいい(笑)

あ~こんな家に、街に住めたら…

と、本気で思う。

ため息……

ポップコーンのいい香りがしてきた!

子供向けのゲームセンターもある!

家族で盛り上がってるのが微笑ましい。

街の全てをしっかりと見て回り鉄馬へと戻った。

連れが

「そろそろ次へいくぞ」

と、声を掛けてきた。

後ろ髪を引かれる思いで鉄馬のエンジンに火をいれる。

又来たい!

と、思わせてくれた街であった。

今度は夜に来てみたい。

バーボンがぴったりとハマる街…

バーボンのラッパ飲みがしっくりくる街(笑)

そんな街はこの世に幾つあるのだろう…

そうだ、今度ラッパ飲みしに来よう。

愛酒のジョージ ディッケル No 12を持って…

さて。

次はレイク タホへ行くと言う。

その道中も楽しみだ。

ここは何処を走っても全て絵になるしとても心地良い。

街の余韻にいつまでも浸ってられる。

さぁ。

再び鉄馬に跨り西部の大地を走り出す。

この上無い至福の時…

鉄馬のご機嫌もかなり良いらしい。

辺りに無骨な音を響かせながら走り始めた…

つづく…
青い絵の具を塗りたくったかの様な真っ青な空の下…

心地良い鼓動を響かせながら二頭の鉄馬が走っている。

すれ違う四つ輪も殆どいない。

貸し切り状態の道をひた走る…

北米の空…

北米の大地…

全てが規格外の大きさだ。

自分を思う存分開放出来る場所…

魂を潤す場所…

魂が生き返る場所…

渇き切ったスポンジが凄い勢いで水を吸う様な感覚…

この場に身を置くとそんな感覚になる。

細胞の一つ一つが生き返る…

凄い勢いで目を醒まし始める細胞…

魂が震えているのがよ~く判る瞬間。

全身で喜んでいる。

さてさて…

段々と目的地へ近付いてきたようだ。

荒野の中にポツンポツンと家が出てくる様になった。

今日訪れる場所は

「silver city」

ここは西部開拓時代の売春宿だった街。

この事は街を散策している時に聞いた。

街へ近付くと看板が出てきた。

カッコいい看板だ!

気分が更に高揚する!

これは面白そうだ!!

二頭の鉄馬を街の中心部へと滑り込ませる。

街並みはというと…

西部開拓時代にタイムスリップしたかの様だ!

こういう雰囲気が大好きな自分…

早く街を歩きたい!!

鉄馬を降りたい気分にさせるこの街はただ者では無い(笑)

鉄馬をパーキングへ停める。

ちょっと散策して来るからな…

待っていてくれな…

さあ!

鉄馬を降りて…

ここは西部開拓時代…

ウイスキーをくっと煽りたくなる。

さぁ…

いよいよ街の散策だ!

つづく…
サンフランシスコから無事にカリフォルニアへ戻って来た。

明日は鉄馬に跨り「とある街」に連れて行く、との事。

とある街…

それ以上の事は聞かなかった。

楽しみだ。

何より鉄馬に乗れるのが最高だ。

たった「一日」乗らないだけでも寂しい。

この日もふかふかの大きいベッドへ入るなり、す~っと眠りに入っていった…

翌朝…

カーテンを開けてみるとそこにはカリフォルニアの真っ青な青空が拡がっていた!

今日も快晴だ!!

この空の下を走れるのが何より最高だ!

生きていて良かったと思える瞬間だ。

どこまでも青く雄大な空…

そして広大な大地…

早く走りたい!!

その気持ちを抑えてキッチンへと向かうともう朝食を用意してくれていた。

良い香りが部屋中に漂っている!

ゆったりと流れる時間、美味しい朝食、開け放たれた窓からは

とても新鮮な空気が入ってくる。

う~ん…

何とも言えない至福感…

先程の鉄馬への渇望感もす~っと消えた(笑)

ゆっくりと朝食を頂く。

さて!

満腹になったところで!!

ジーンズにロングスリーブシャツにチームの看板の刺繍が入った皮ベストに

袖を通す。

手にはopen fingerのglobe。

ガレージへ向かう。

部屋の中からガレージへ行く!!

これにはびっくりした(笑)

では一日振りの鉄馬。

鉄馬の心臓に火をいれる。

一発で心地良い鼓動を聞かせてくれる。

たった一日だが久しぶりな気がするよ、相棒…

今日は「ある街」へ行くらしい。

たぶん、だが相棒も知らないだろうよ…

その街名は…

「silver city」というらしいぜ…

さぁ…

そのsilver cityという街へ行ってみよう…

今日も最高な天気だ。

鉄馬の相方も用意ができたみたいだ…

二台の鉄馬…

真っ青なカリフォルニアの青空の下、鉄馬の心地良い鼓動が

更に気分を高揚させてくれる…

「ready?」

親指を上げokのサインを送る。

砂埃をあげながらガレージから飛び出す二台の鉄馬。

視界を妨げる物は何も無い…

目の前に広がる真っ直ぐな、真っ直ぐなフリーウェイ…

一直線のフリーウェイ。

ここでは素直な自分になれる。

何もかもさらけ出せる場所。

さぁ相棒…

楽しもうぜ…

つづく…