このバンドはアルバムごとに全然違う音楽をやっているので、
これがフジファブリックだと一概に言えないのですが、
どのアルバムでも言えるのは根本的に普通のようで普通じゃないということじゃないでしょうか。
基本的に変わったことをやったり色んなことをしたいらしいです。
このアルバムも色んなことやっているのによくまとまっています。
攻めのロックや、サイケやフォークだったりとバラバラなのに統一感があります。
ちなみに、歌詞を書くとき語感がいいものを選ぶそうです。
1曲目の「モノノケハカランダ」のサビとか、
Deep Purpleの「Highway Star」のサビのようなメロディーに合わせ、
獣の俺 轟け! もうモノノケ ノケノケ!
意味わかんないですよね。
3曲目このバンドの代表曲である「銀河」も
「タッタッタッ タラッタラッタッタ」
とBメロがほぼオノマトペです。
あまりこういうの無いので衝撃を受けファンになる人多いらしいです。
しかし、これらは英語を理解できないのに、
洋楽のかっこよさに気づきハマる感覚と似ている気がします。
そう考えると語呂の配置やメロディーの良さ、アレンジ能力の高さが
変わったことをやっているのに聴きやすい要因ではないでしょうか。
変わったことばっかりやっているわけではなく、
最後の「茜色の夕日」も代表曲である王道なバラードです。
「自分で作った曲で自分をグッとさせることができた。」というこの曲。
随分思い入れが強いのか、インディーズで発売してからプレ・デビュー盤、メジャーのシングルで出しています。
それぞれアレンジが異なり、それぞれ良さはありますが、
個人的にこのアルバムに収録されたアレンジが好きです。
色々やりつつもポップな仕上がりで覚えやすい曲が多いです。
フジファブリックを聴いたことがない人はこのアルバムから聴くのが良いのではないでしょうか。
