【最後にすべての責任を自分で被るリーダーってカッコイイ!?】こぶしファクトリー 広瀬彩海さん | ハロプロから学ぶ!女性社員の育て方・個性の活かし方(適材適所)|ハロヲタコンサルタント「キズカスカンパニー」

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モーニング娘。をはじめ数々のグループを輩出してきたハロプロ。女性だけで構成されたグループ(組織)の能力をどのように伸ばすか? 人材育成25年の経営コンサルタントが、ハロプロの各グループやメンバーを取り上げ、マネジメント方法についてお伝えしていきます。

女性社員・スタッフさんの育て方がわからない
経営者・リーダーは「ハロプロから学びなさい!」

女性だけの組織づくりと人材育成の専門家
キズカスカンパニーの加藤です。

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久しぶりの更新になります。

ハロプロのコンサートやイベントが、6月いっぱい休止(延期)となりました。

同時に、Juice=Juiceの宮本佳林さん、アンジュルムの船木結さんの
卒業も延期となりました。

おうち時間が多くなり、ハロメンも「インスタ」や「YOUTUBE」など
更新頻度も高く、私・・・追いつきません。


さて今日は・・・
『【最後にすべての責任を自分で被る
リーダーってカッコイイ!?】
こぶしファクトリー 広瀬彩海さん』

と題してお送りいたします。

3月末で解散したこぶしファクトリーのリーダーだった「広瀬彩海さん」



ハロプロをご卒業され、音楽大学へ進学され、
その後も個人として活動されます。



ここからは、あくまでも私の推測ですので、
お付き合いいただければ幸いです。


そんな彼女。

この数日。

卒業(解散)前後の動画を色々と観てみました。


そこで感じたのが・・・

「広瀬さんは、こぶしファクトリーの解散を、
 リーダーとして、すべての責任を一人で被ったのでは?」


と。


ことわざで表現すると「立つ鳥跡を濁さず」

意味は・・・

立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末を
していくべきという戒め。
また、引き際は美しくあるべきだということ。


当初8人で活動していたメンバーが、2年前。

わずか数か月で3人が脱退し、解散まで5人で
活動を続けられてきました。


解散の経緯について(公式サイトより引用)

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2019年初めにメンバーの広瀬彩海から、ハロー!プロジェクトを卒業し、
新しい道を進みたいと申し出がありました。

広瀬との何度かの話し合いを経て、同年の夏、こぶしファクトリーの
今後の活動について、他のメンバーと話す機会を設けました。

その際に、野村みな美、浜浦彩乃、和田桜子からも、
グループを卒業して次の目標や夢のために、
自身で新たな道を選びたいという話がありました。

そこであらためて「それぞれの道」について各々のメンバーと話し合い、
グループの解散という結論に至りました。

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もちろん、リーダーの広瀬さんが「音楽大学への道」を選んだのは事実。

しかしそれならば、新たなリーダーを選抜し、そのまま活動を
続けても良かったと思います。


他のメンバーが「解散だ!」と言ったのかも知れません。

単なる私の憶測ですが。


結果として、ハロプロに残ったのは「井上玲音さん」お一人だけ。


「広瀬綾海さん」「浜浦彩乃さん」「野村みな美さん」は、
ハロプロを卒業され、個人で活動を続けられる。

「和田桜子さん」は、芸能界引退。


こぶしファクトリーを解散せざる負えなかった理由が、
広瀬さんだけの責任ではないように感じます。


しかし、それをすべて自分の責任として背負った
リーダーとして、彼女がケジメを取ったこと行動に対し、
「素晴らしいリーダーだな!」と。


本当は解散せず、続けたかったメンバーもいたのではないか?

野村さんや和田さんは、グループで活動することで
個性が活きる方ではないかと思います。


浜浦さんは、研修経験も長く、ハロプロでもベテランクラス。

しかし厳しいかも知れませんが・・・

浜浦さんは、研修時代から貫いてきた自分のこだわり(信念)を
曲げることができなかったのではないか?


現モーニング娘の加賀楓さんも研修歴は長く、ベテランの一人。

しかし、昨年のインタビューなどで、「研修生の後輩から怖い」と
思われるほど、気持ちの余裕がないほど、自分にも周りにも
厳しかったんだと感じます。

これが、モーニング娘に加入したことで「その姿勢が間違っていた」と
自分のこだわりが、間違っていたことに気づき、それを修正され、
今では、後輩から尊敬される存在。


この2人の大きな違いとは・・・

「ただ自分の信念だけを貫き、周りに対しも厳しくするのではなく、
 臨機応変に、周りの人に対しても優しく接することの出来る気持ちが大切」

だということを、理解する(受け入れる)ことができたか?

それともできなかったか?


10代の方に【若気の至り】という言葉は早いかも知れませんが・・・

・先輩(年長者・両親)のアドバイスなんて聞くものか!

・もし間違いても、若いからなんとでも挽回できる!

・先輩だからって、ガタガタ言うな!

と、威勢の良い時期を皆さん通ってきています。


そんな時期を通り抜け、一周まわってくると、
「あの時の行動は、反省すべきだった」
と、何年後、何十年後となって、気づくものです。


加賀楓さんは、ここ数年でそれに気づけたからこそ、
相手の立場に立っても考えることができる。

いずれモーニング娘を背負うリーダーになると思います。

さて広瀬さんはリーダーとして、浜浦さんをコントロールすることが
できていたのか?

出来なかったのではないかと感じます。


それだけに「すべて自分が責任を取る」と決意したのかな?


あなたの職場の上司の中には・・・

「自分の失敗を部下の責任になすりつける人」

もいれば

「部下の失敗を、自分の失敗として責任を取ってくれる人」

もいたのではないでしょうか?


「まだ、そんな人に遭ったことがない」という方は、
いずれ良いリーダーに出会えるよう、精一杯仕事に
打ち込んでみてください。

広瀬さんは、後者。

これから、個人で活動をされていくそうですが、
いつか必ず彼女の責任感は、生きてくるはずです。


最後に・・・

自我が強すぎると、自我の強い人ばかり寄ってきます。


浜浦さんの今後のお仕事が決まったそうですが、そのパートナーは、
少々自我の強い方のような気がします。

しっかりした大人のマネージャーについてもらわないと・・・不安です。


自我は、強すぎてもダメ。

自己犠牲をしすぎても、自分を追い込んでしまうので、これもダメです。


広瀬さんも、自己犠牲を経験していますので、
自我とのバランスさえ上手く取れれば、
将来素敵な活動ができると思います。

こぶしの元メンバーが、それぞれの世界で、
活躍されることを願います!

今日はここまで。


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