ハロー大家さん!
2日続けて遊ぶと、仕事がたまって大変なことになるので、今日は一日自宅で書類を書いていました。
さて、昨日のブログの最後に、法律事務所も大家さんが選ぶ時代になったと書きました。
私が弁護士になった22年前には、こんな時代になることは想像もつきませんでした。
こういう時代になった原因には、次の3つにあります。
1 広告の自由化
2 料金の自由化
3 司法試験合格者の大量増員
まず、平成10年ころ広告が自由化されました。
最初は、広告の自由化といっても、広告媒体が新聞くらいしかなかったので、あまり影響はありませんでした。
しかし、インターネットの普及とともに、ネットでの広告がどんどん増えていきました。
いまでは、ホームページのない法律事務事務所はほとんどありません。
それどことか、ホームページのデザインや内容に工夫をするのは当たり前。
ツイッターやブログ、フェースブックを使って、いろいろと情報発信をしなければなりません。
次が、5年か6年ほど前に料金が自由化されました。
自由化前は、弁護士会が作っている料金のルールがありましたが、廃止されたのです。
自由化ですから、高くても安くても、どちらでも構いません。
広告の自由化と料金の自由化によって、少しずつ料金を明確に打ち出す事務所が増えてきました。
そして、決定打は、司法試験合格者の大量増員です。
広告や料金が自由化されても、弁護士が少なければ、ほとんど競争は起きません。
しかし、司法試験の合格者は、22年前は年間500人だったのが、ここ数年は年間2000人になっています。
毎年大量の合格者が出るため、今や事務所に就職できず、仕事のない弁護士が年間数百人になっています。
こうなれば、当然弁護士にも競争が生まれます。
料金を明確化して広告するだけではなく、料金を安くするという動きが生まれるのです。
この結果、今では、特別な得意分野を持つ事務所や大手の事務所を除いて、多くの事務所が料金のディスカウントを始めています。
これが、法律事務所を大家さんが選ぶ時代になった原因なのです。
この競争が生む問題点もあります。
しかし、弁護士業界も、確実に買い手市場になりつつあるのです。
