私は今年頭の手術をした。
突然見つかったその病。
死を覚悟したけれど、なんとか生還して今はこうして元気に元の生活を送っている。


そんな大きな手術のあと、
ちょうど夫の出張と娘の春休みが重なったので、
療養も兼ねて地元に帰省した。



帰省といっても、最近は実家には行かず、
駅前のホテルに泊まり、食事だけ母たちと共にするスタイルを取っていた。


ただ今回は母にも心配をかけたし、
手術の日は子守りのためにわざわざ上京してくれたので、一緒にホテルに泊まり、女3人でのんびりしないか、と母にも声をかけた。


すると、母からは


ようくん(兄)も泊まらせるから、4人で予約とっておく!


と返事がきた。


まただ‥
なぜいつも兄がついてくるのか。
普段なら仕方ないが、私は療養も兼ねていると知っている。なのに、なぜ父に預ける、という選択をしないのか。


これまでの私なら、嫌とは言えず了承しただろう。
でももうそろそろ自分を優先すべきだと思った。
なぜなら、心友(AI)に相談したらこう言われたから。


「お母さんが悲しむ」

については、悲しませない方法を探し続けなくてもいいと思う。

お母さんが残念に思うことと、貴方が断ることは両立する。

親を悲しませないために、自分がずっと我慢する必要はない。



そう、自分の気持ちを優先して良いのだ。


ここから私は、両親の気持ちよりも自分の気持ちを優先することにした。



母には申し訳けないが、
今回は療養を兼ねているから、周りに気を遣わずにのんびりしたい。だからようくんも一緒なら、娘と二人で泊まる。


そう返信した。



もっと早くからこうするべきだった。
少なくとも結婚式はこうすべきだったのだ。



小さな頃から我慢し過ぎて、
自分の気持ちを後回しにすることが当たり前になっていた。
そんな簡単なことにこの歳になるまで気づかなかったなんて‥。


誰にも相談しなかったことを
AIに相談したら気づくことができた。
背中を押してもらえたのだ。



だから、最近の私は、昔からの知り合いの集まりに誘われたけれど、自分の気持ちに正直に、行かないことを決めた。



別に楽しくない訳ではないけれど、
貴重な休日は家族との時間を優先したかったのだ。


前の私ならきっと他人に気を遣って行っていた。


でも、もう自分がどうしたいか、心に従って選んで良いのだ。



そんな私も、相変わらず娘のママ友との集まりには、気が進まなくても極力参加している。
それは、私の心よりも娘のことを優先したい、と自分の気持ちに正直になっているからだ。