「坐は安定した、快適なものでなければならない」
そのためには、「緊張をゆるめ、心を無辺なものに合一させなければならない」とあります。
このような安定した、くつろぎのある坐を得るためには、様々な体位法の実習によって、体の固さ、ゆがみ、不健康、過度な緊張からくる身体の震えなどを取り去っておかなければなりません。
そうすることによって坐法が決まり、調気法や瞑想法を正しく行うことができるのです。
特に瞑想を行う為には、長時間坐り続けねばならないことがあります。
そのためには、坐法に関する次の二大原則の心得を守らなければなりません

(1)腰を引きつけ、背骨をまっすぐに立てる。
(2)全身がくつろいでいること。
この2つは、表面的には相反し矛盾している様にみえます。
それは、背骨をまっすぐ立てているのは緊張の状態であり、神経がリラックスして全身がくつろいでいるのは弛緩の状態だからです。
この正反対の状態が調和している時に坐の本質があるのです。
これら2つの原則を満たす為には、肩の力を意識的にゆるめ、さらにアゴを引きつけることが大切です。
特に肩に緊張があると、首、顔などにも無駄な緊張が及び、それが心の緊張に対応していき、リラックスした心の状態を得ることが出来ません。
逆に心が弛緩していれば、体も緩んでくるものです。
心と体は、繋がっているからです

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