「蟹山伏」  野村萬斎・野村太一郎・野村裕基
「月見座頭」 野村万作・高野和憲
「狂言芸話(19)」野村万作
「吹 取」  野村萬斎・深田博治・飯田豪

 

横浜能楽堂に行ったことがなかったのと、価格が安かったので販売開始と同時に飛びつきました!

席は中正面で舞台に対して斜めの視点でしたが、目付柱がさほど気にならず、会場が小さいこともあり見やすかったです。

俺は万作さんの狂言のファンなので、ご高齢ということもあり、1つ1つの舞台が貴重な機会・・・と楽しみに当日を迎えました。

なのですが最初の「蟹山伏」 にて裕基くんがものすごい勢いで舞台から一ノ松に向かって落下し、話が頭からすっ飛びました・・・。

落下後身動きせず、少しの間そのまま放置となったので、じわじわと不安が膨らんで怖かったです。

後見人が駆け寄って起こした後、自力で舞台に上がって退場となったのでホッとしました。

息子さんのアクシデントにも一切反応せず冷静に演技を続ける萬斎さん、太一郎さん、流石ですね。

動揺する俺と器の大きさの違いが・・・。

その後の万作さんのトークでは、非常に力強い大きな声と震えるような声が交互にあり、涙を浮かべてらっしゃるようにも見え、お孫さんの具合を心配されているのか、ご高齢がゆえなのか、いずれにせよ万作さんの素晴らしい狂言をあと何年観ることが出来るののだろうかとしんみりとした気持ちになりました。