なんか、すごい固いブログみたいだなぁ。しかしながら、前回のエントリに、「ひとり情シス」にまつわるキーワードで結構見ていただいたみたいで。
前回のヒキは、「ひとり情シスのやりがい」というところで、オチをつけていたのですが。以後の感想はあくまでも、ごくごく個人的な感想だということは前置きしておきます。人によって、仕事に求めるものはバラバラなので。
さて、そもそも論で、ひとり情シスであることは、次のことを満たしている周辺状況のはずです。
・情報システムが必要な状況だが、コストセンタにお金をかけられない
→人件費含む、システム部門維持のための予算全体を指します。
例えば、保守費しかり、新規案件の諸費用、雑費や消耗品費も含めて。
・しかしながら、業務上の要件で、情報システムに携わる人材が必要である
→ものすごい暴論を言えば、従業員数が10人程度で、1日の平均売上が3万円程度の飲食店に、情報システム部門が必要か? という話です。
恐らく、POSシステムやドリンクベンダ(これも含めていいのかはとかく)の保守は、少なからずアウトソースできるわけです。最悪この規模の飲食店でPOSが動かなくなったところで、たいがいなんとかなります。
当然、コンビニのようなオンライン管理が必要な規模は除いています。あくまで、レストランだったり、バーだったり、そんなところをイメージしてもらえれば。
・2人を雇う余裕は無いが、1人なら雇える
→つまり、システム業務が兼任では回らない状態です。エントロピーは増大していくので、営利活動が継続すれば、何らかのシステムが必要となり、巡り回るとそれを維持する必要性に駆られます。
でも、2人が必要そうな気はするけど、2人を雇う力はなく、1人なら…。という人事側の判断。
という前提で行くと、おおよそ従業員規模が50人以上、動いているシステムが5つを超えて、少なくともビジネスオンタイムでは停止させられない状況というのが、恐らくシステムに関わっている人の共通認識になるはずです。
さて、この前提でかかると、まさしく孤島のドクターになっているはずです。前回書いたように、本来やらなければいけない事の他に、大中小様々な案件が自分の身に降りかかってきます。ビジネスは臨機応変、常に同じ状態で回ることはないので。
1)それを解決できるのは自分だけというカタルシス
要員事情はあるものの、現実的には、物事を解決できるのが、その担当者一人になります。「どのような状況になろうとも、ひとりで解決しなくてはいけない」というのはプレッシャーにもなりますが、裏を返すと、「解決できるのは自分だけ」というのは、とてもやりがいを感じるシチュエーションになります。頼られると嬉しいとでもいうか。
2)ありとあらゆる事に、専門知識が要求される
情報システム部門の理想型は、システムやネットワーク、クライアント周りなどの、それぞれに専門知識を持った人間がいることになります。しかし、ひとり情シスである以上、ありとあらゆる課題に対して、「ITシステム」で答えを出す必要が出ます。時には単体をつきつめたり、それぞれを複合的に組み合わせて。
結構な長文になったので、前後編わけます。