日本百名山の深田久弥は、3つを合わせた那須岳を百名山に認定していますが、そのほかでは茶臼岳=那須岳という表示をして、茶臼岳を百名山としているところもあります。
私は今回、朝日岳と茶臼岳を歩いて来て、日本百名山の登頂はちょうど30座目となりました。
まあ、百名山の制覇を狙っている訳でも無く、何とか名山なるものにも興味は無いんだけど、一応ね記録として書いておこうかなぁってね。
前日に梅雨入り宣言があったけど、この日は晴れるという
予報だたので、前日は21時前に就寝。
2時少し前に目覚めたので、そのまま起きだして食事と支度を済ませ、4時前には家を出発しました。
でも栃木でも1番北で福島県との境なので、東北道の制限速度120kmで走っても、家から3時間も掛かって駐車場に着きました。
当初の予定では、往復を那須ロープーウェイを使うという事だったんだけど、始発が8:30という事で1時間半も待つのは時間の無駄と考えて、駐車場の目の前から登り始めることにしました。
空は雲が少しあるだけで、日差しが強くて歩き始めて直ぐに
汗ビッショリになるほどでした
こっからの道は、茶臼岳をトラバースする道で、登りきると
峠の茶屋跡非難小屋の目の前に着きます。
コースタイムは50分だけど、まあまあの急な登り。
石段があったりもして、疲れそうなのであんパンを食べてエネルギー補給をしながら歩きました。
森林限界を超えると、那須岳ドーンッ
右手側には、朝日岳へ登って行く岩々な稜線がカッコイイ😍
非難小屋に着く前に、ふくらはぎが疲れてしまった私だけど
テンションは
左側の山をトラバースして歩く人々。
右の岩々の所を登って行く人々が見えて、ワクワクが読まらなかったですね。
しかも空は青い
峠の茶屋跡非難小屋に着いたとき、この後のことを考えて休憩することにしました。
5分くらい座って、お菓子を食べて水分補給をして、塩分チァージもして、出発~した途端に、太ももが攣りだしたので、直ぐに6番を飲んで対応。
この先は下山するまで長いのに、少し不安になったけどそれを上回るワクワクでいつの間にか足の攣りを忘れてしまいました。🤣
だって、こんな道を登って行くんだもの
真っ青な空に向かって、大好きな岩々歩いてたら疲れも感じないんですよねぇ。😂
今回のコースで、唯一危険だと思った場所です。
登る時は人がまばらで良かったんだけど、帰りはゾロゾロ登って来たから、プチ待ち渋滞が発生しました。
まあ私たちは、こういった所にも慣れているから問題なくサッサと歩けたけど。😊
急な所を登って朝日の肩に着くと、やっと朝日岳の全体像が見えました。
道標には、山頂まで200mって書いてあたけど・・・😅
左に見える山頂への登りが、急だったし山頂の上に登る所も
左側から登ったら段差が大きくて、掴まらないと登れなかったから、その段差を登った後から動画を撮りました。
山頂が狭いせいか、横に見える斜面がカッコイイからか
私は茶臼岳の山頂より朝日岳の山頂の方が、感動しました。
前に見えるのが茶臼岳。
その中腹を左から登って来て、右側をこちらへ歩いて来たのと、これから登る茶臼岳の登山道も見れて、ほんと素晴らしい眺めでした。
続々と登って来るので、少し足のストレッチをしただけで下山して朝日の肩まで降りました。
主人は向かい側の熊見曽根まで登って来ると言ったけど、私の足は既に限界に近かったので、ここで主人を待ちながら腰から下全体のストレッチをしていました。
主人が戻って休憩したそうだったので、私はこれ以上止まってたらまた激攣りするのが分かってたので、先に降りると言ったら、主人も避難小屋まで降りてから休憩するという事になりました。
登って来たのと同じ道を降りるけど、登って来る人が多くて
それをイチイチ待ってる人もいたので、広い場所では登てくる人の横のルートに入って、サッサと下ってしまいました😄
岩の上を歩くのは、すごく得意なんですよねぇ。
トントンと気持ちよく歩けるからです。
登る時は、あなにゆっくり苦労したのに、下りはアッという間で早かったです。😄
非難小屋まで戻って主人は休憩。
私は、もう足がビンビンだったので座ることも出来ずにずっと足のストレッチをしていました。
足を止めると、一気に激攣りしちゃうから止まれないのぉ。
この時、まだ11時ころだたけど、私が座ってのんびり出来ないので、茶臼岳へ向かうことにしました。
見た感じは近いんだけど、急な登りであることは見えました
コースタイムは50分。
私の足は持つのか、不安がいっぱい。
でも少し登ればこの眺め
歩いてるところは、こんなところ。
なんだか北アルプスの表銀座や常念岳へ登っているような感覚でした。
お釜口について右から回って行くことにしました。
1つ訂正です。
私は那須神社の横にあった岩に、いっぱい名前が書かれているのを見て、良く観光地にあるイタズラだと思って発言していますが、後から動画を良く見ると登山という文字も見えたりして、もしかししたら登山中に噴火に遭って亡くなった人の名前が書かれていたのかも・・・と思いました。
何も知らないクセに、イタズラと決めつけた発言を撤回して謝ります。
軽はずみな発言をして、申し訳ありませんでした。
山頂は、とっても広くて大きな岩がゴロゴロありました。
朝日岳では青空だったのに、ここでは薄い雲が空を覆って
しまっていました。
ロープーウェイから近いこともあって、普通の服装やスニーカーで登って来ている観光客も多くいて、私は茶臼岳を魅力的に感じなかったので、写真を撮っただけで下山しました
下山の道は、岩がゴツゴツとザレた急な下りで、歩き出して直ぐに足首から先が攣ってしまいました。
私が履いてる靴は、ハイカットのオールレザーだから、見た目ではほぼ分からないけど、自分の感覚では足底が横を向いちゃってるようでした。
だからしっかり着地出来なくて、かなり怖いと思いながらと太ももが攣った時より強い痛みに耐えながら、少しずつ足を進めていきました。
やっぱりココにも居た
何も持たずに・・・いいえ、トレッキングポールだけ持って
ウエストポーチも何も持たずに登って来たおじさん。
飲み物も持たずに、この急な所を登って来るって、どういう考え方なんでしょうねぇ。
下りで山頂駅まで30分というコースタイムですよぉ。
上の方は、もっと岩々で急だったのに。
今年は特に、疲れや脱水症状での遭難(自力で動けなくなったり正規ルートに戻れなくなったら遭難です)が多くなっているというのだから、観光地であっても服装を見て職員が『飲み物を持って行ってくださいね』とか声かけする必要もあるんじゃないか、と思いました。
この直ぐ下では、普通の服装で4歳くらいの子を連れたお父さんが滑って転んで、子供が頭を強く打ったみたいで大泣きしていました。
「怪我は大丈夫ですか?」と声をかけると、お母さんが子供の後頭部をさすってから手を見て「大丈みたいです😅」って
ホント1歩間違えれば、命も危なかったところです。
何とか、12:35に山頂駅に到着したんだけど、駅舎を前にして主人の太ももが攣りました
「薬くれ」って言われたけど、私は2本しか持って来て無くて既に飲んでしまっていました。
そして私も足は、軽くだけどずっと攣りっぱなしの状況だったのですよ。
駅舎へ入ると職員さんが「間もなく発車します。ご利用のお客様はお急ぎください」と」言っていたけど、まだ切符を買って無いし、急ぎ足も出来ないので「トイレ行くね」とその場を離れました。😄
待合室は、広くて中央に七夕飾りがしてありました。
茶臼岳周辺の地図も、大きなパネルに仕立ててありました。
後ろに七夕飾りがあって、下がれなかったから全体は撮れなかったけど。
お鉢巡りのコースが書いて無くて、だれかが赤ペンで書いた線がありました。😅
朝日岳は上の方で写真には入っていません。
ロープーウェイでは、車掌さんが初めは周りに見える景色の説明をしてたけど、直ぐにこのロープーウェイを使ってドラマの撮影をした話をしてくれて、面白くてみんなでゲラゲラ笑っていました。🤣
車に着いて、YAMAPを止めた記録です。
時間は5時間50分になっていますが、これは休憩時間も含んでいます。
最初に登った時に非難小屋で約5分。
朝日岳山頂で約10分。
朝日の肩で主人を待っていたのが33分。
非難小屋に戻って休憩が約10分。
茶臼岳の山頂にいたのが約15分。
ロープーウエェイの山頂駅で待ち時間が20分
乗ってたのは、何分かなぁ?5分として
合計で約98分でした。
この時間を差し引くと、正味歩いていた時間は約232分で
約4時間20分ってことになるのかなぁ?
4時間20分で私が座っていたのは5分だけ。😅
足を止めたのも数分だけ。😄
疲れる訳ですよねぇ。
普段は、ほとんど家の中でパソコンに向かって座っているんだから。
でも、こんなことが出来ちゃうのも、北アルプスのような
素晴らしい眺めと、大好きな岩々の登山道だったからですね
この記事を書いているのは2日後ですが、ふくらはぎと脛の筋肉痛で、変な歩き方になています。🤣
でも 楽しかったから、また行きたいです
もっと詳しいことは、別のブログ『山が好き!!」に書いてあります。
興味がある方は、お立ち寄りくださいな😊