この冬は、まだ1度も雪の中を歩いていなかったので、奥多摩の山へ行って来ました。
山頂まで行かれなかったので、登山では無くてハイキングですね。😅
奥多摩周遊道路で月夜見第二駐車場まで行って、そこから御前山へのコースを歩きました。
奥多摩周遊道路は、夜間通行止めです。
前日まで雪の為に通行止めだったのですが、全て綺麗に除雪されていました。
駐車場の中も、スッキリ除雪されていましたよ。
歩き出すのはココからで、様子を伺って見るとトレースが
付いていませんでした。
ここ、あまり判らないかも知れませんが、ずっと先の方までかなりな傾斜なんです。
雪が無い時は、九十九折りに歩くほどの急さです。
この時は、真っ直ぐに下って行きました。
この辺りの積雪は15㎝位でしたけど、深い所では20cm
くらいありました。
行きに温度を見て無いから分からないけど、13時過ぎに戻ってきた時、1℃だったので朝や山の中はマイナスだったでしょうね。
風が強くて、持ってる中で1番厚地のベースレイヤーを着た上にソフトシェルを2枚重ねても寒かったです。
バカな事に、ハードシェルを持って行くのを忘れました😅
雪の表面は凍っていて、足を着くとズズッ・ズズッと2~3段階で沈んでいき、とっても歩き難かったです。
それでもガチガチに凍ってる所は無かったので、チェーンスパイクで平気だったんだけど、日向は雪が緩んでいたから
2~3歩歩くと雪団子になっちゃって、いちいち落とすのが
面倒でした。
最初は急な下りで凍ってたせいか、スパッツの踵の方が上がってしまってました。
ハイカットブーツだったから、靴の中に入る事は無かったですけどね。
それと、登山を始めた頃に買った古い物だから、ゴムが緩んでいたのかもですね。
ずっと動物の足跡を探しながら歩いていたけど、前日降った雨のせいか、雪の上が水玉模様になっていて足跡らしきものはあったのですが、判別できなかったんですよね。
でも日向へ来たら、雪の表面が綺麗で登山道に添って長く
続いている足跡がありました。
鹿かなぁ
四本脚だという事は判りました。
歩き難さで膝と股関節に痛みというか疲労を感じたので、ゆっくり歩いていて、小河内峠で11時を過ぎたので今回は
ココまでと決めました。
帰りには、あの急で長い坂を登らないとならないので、体力温存です。
私の後ろの眺めがすごく良くて綺麗なんだけど、とにかく風が強くて、この前にベンチがあるんだけど後ろ向きに座ってご飯を食べました。
ベンチの上の雪が、棒で削っても凍り付いてて取れなかったので、レジャーシートを敷いてから膝を温めようと持って行ったブランケットを敷いて座りました。
それでも段々冷えて来たので、食べ終わって直ぐに下山を開始しました。
来る時に通った日向の道は、正規ルートでは無かったので
帰りは反対側の正規ルートを通ったのですが、コチラは凄く狭くて斜めで時々木の根っこを乗り越えるような所もあって
何度か横に倒れて手を着いたりしてたから、動画も写真も撮る余裕が無かったほどです。
通り過ぎてから、雪が無い時期の登山道を思い出して「あ~あそこだったんだね、怖かった訳だわぁ」って感じでした😅
やっと駐車場の柵が見える所まで戻って来ました。
ここへ来るまで、2段回の急登を直登してきていますよ😄
この足跡は、朝私達が着けたものですね。
ストックを持たない登山を始めてから、初めての雪山歩き。
大変だったけど、1回も足が攣らなかったのは良かったです
登り切って振り返ってみました。
こんなに日が射しているのに、気温は1℃でした。
YAMAPを見たら休憩時間は37分と記録されてたので、実際に歩いたのは2時間45分位。
距離も短かったですね。😄
帰りは数馬の湯へ寄る為に、都民の森の前を通ったのですが
駐車場はガラガラでした。
それでもすれ違ったバスは『増便』と書かれてましたよ。
この日は赤字だったんじゃ無いかなぁ。
だって、数馬の湯の前にもバス停があって、いつも多くの人が並んでいるので、3~4人しか居なかったし、温泉もザックを置く場所には1つも置いて無くて、温泉の中もガラガラ
でした。
数馬の湯には、露天に五右衛門風呂があります。
これは、少し温かい水風呂って位の温度で、入った時は下が冷たく感じる程なんだけど、長く入っているとすごく体が温まります。
私は、こういう温いお湯が好きなので、いつの間にか寝てしまったみたいで、主人と約束した時間の5分前!
慌てて内風呂で体を温めて、出て来ました。
今回は、山頂まで行かれなかったけど、楽しい雪山・・・
って言っていいのかなぁ 歩きが出来ました。