途中までは荒船山へ行く気で歩きだしたのですが
分岐に着いた時主人が「兜岩山が面白いってネットで見たよ」
って言うので、荒船山は違うコースからだけど行った事があるから兜岩山へ行こうって事になっちゃいました。
駐車場は、荒船不動尊の所です。
駐車場の奥からも登山道に入れるのですが、コースタイムが
20分位長くなっちゃうからって事で、まずは荒船不動尊へ
上がる道からスタートしました。
今の天皇陛下も荒船山へ登られて、このお不動さんで休憩
されたという記念碑がありました。
トイレは有るのですが、冬季は女性用が閉鎖になっています。
駐車場周辺では、お花摘みする場所も無いのでコンビニ
などで済ませることをお勧めします。
9:17 荒船不動尊を出発しました。
最初は平坦な道が続きました。
途中、川を確か・・・3回渡ったと思います。
それから登山らしい登りの道になって行きました。
9:57だから朝日って言って良いかどうかですけど
日差しに向かって歩いて行くと、足元が霜で真っ白。
所々土が凍っていました。
木々が茂っている時期だと、暗い樹林帯なのでしょうが
葉っぱが落ちてしまっているので、広々と気持ち良い所でした
10:04 問題の分岐に着きました。 星尾峠です。
私はYAMAPの地図を、主人はヤマケイの地図を見ながら
どちらへ行くか、兜岩山へ行ってから荒船山へ行くとすると
何分くらい掛かるか・・・などを考えていました。
そこで主人が、冒頭に書いた事を言ったって訳なんです。
それじゃ兜岩山へ行こうって事で、10:05出発。
ひと登りすると稜線に出ました。
主人はコチラを向いていますが、進むのは奥の方向です。
こんな見晴らしの良い稜線が長く続きました。
所々では、ちょっとだけ巻き道を歩きますけどね。
見ると判りますが、あくまでも葉っぱが落ちた時期だから
見晴らしが良いだけですよ。
日影の道へ入ると、霜柱がいっぱいあって土も凍っていました
途中で右手に浅間山が見えましたよ。 10:22
雪を被って綺麗ですよね。
10:24 登り初めて最初の下り坂です。
結構な斜度でしたよ。
10:35 今度は急登です。
上の方には虎ロープも付いていました。
ここで上から主人が私を撮っていました。
こんなに下を向いて登っていたんですねぇ。
腰が曲がったお婆さんみたいですね。
自分でもビックリでした。
ここを登り切ると右手に祠があったので、安全登山を祈願しました。
さらに登って行くと、広い所に出ました。
逆三角形みたいな地形になっていて、右側に小さな山が
あったので行ってみました。
10:44 御岳山でした。
祠とお地蔵さんが2体ありました。
ちょっと失礼して後ろ側へ回ってみると、とっても良い眺め。
この眺めに満足して他を見渡さなかったんだけど、御岳山の
山頂はココでは無かったようです。
家に帰ってから御岳山を検索してみると、こんな画像がいっぱい出て来ました。
ここが山頂のようでした。
全く気付かなかったので、すごく残念な気分になりました。
今度行った時には、こちらへも行ってみたいです。
逆三角形の底辺部分を歩いて左に進みました。
すると、さっきより急な下りになりました。
これを見た時に「帰りはここを登る訳だし、荒船山への分岐は
稜線の所だったし、兜岩へ行ったら荒船山は行かれないなぁ」
って感じました。
でもこのアップダウンや尾根歩きが楽しいから、荒船山は行かれ無くても良いと思いました。
この下りの所の道標には、兜岩山という文字はありません。。
って言うか、星尾峠で兜岩と言う文字を見た後は、分岐で
その名前を見る事は1度もありませんでした。
なぜでしょうねぇ。
分岐の下の部分に手書きで書いてあるだけなんですよ。
こんな感じで。
私達はスマホの地図を見ながら歩いたから判るけど、スマホの地図を使って無い人は、この文字を見落としたら判らない
ですよね。
下ったら今度は登りです。
しかも細尾根の岩場ですよぉ。
両側は切れ落ちてるけど、楽しくて仕方なかったです。
細尾根だからすれ違いは出来ません。
先を見て退避していた方が良いですね。
最後は鎖で。
ここを過ぎると巻き道になります。
細い道だったので、もし道が凍ってたら怖くて歩けないですね
気を付けながら登って行くと、目の前がパーッと開けました。
ここは素晴らしい眺めです。
でも、私が立ってるのはこんな所です。
👆の絶景を撮って、そのまま右を向きました。
主人が立ってる所の方が広い位ですよ。
わぁ~楽しい~~。
こういう岩の所は、急登でも辛くは無いです。
この後は、巻き道に入りました。
肩幅位しか無い道です。
落ち葉が靴を隠す程に積もってる所もあって、道幅がどこまであるか判らず何度もストックがズボッて入っちゃいました。
こんな道が15分くらいも続きましたよ。
最後の方では、足元に氷の太い棒が落ちていました。
なんだろうって上を見上げると、岩の壁が凍ってました。
落ちていた氷の棒は、すごく透き通ってて水が綺麗なんだなぁって思いました。
こんなのが上から落ちて来たら・・・怖いですよねぇ。
先へ進むと、こんな表示を目にしました。
これも通った人全員が目にする事は無いような物ですね。
名前は立派ななのに、何故に道標が無いのか不思議です。
ここからは急登になりました。
でも日差しがあって空は真っ青。
気持ち良くて楽しいので、私は笑顔が出ました。
11:54 兜岩山に着きました。
山頂表記が無くて、三角点が中央に有るだけです。
スマホ地図が無ければ、ここが山頂だとは判らなかったかも
スマホ地図では、少し先が展望台になっていると表示されてるので行って見ました。
そこは行き止まりになっていて、切れ落ちてる場所。
確かに眺めは良かったけど、高さを楽しむだけって感じでも
あったので「ふ~ん。展望台ねぇ」で終わりました。
その場所は下り坂になっていたので、山頂方面に戻って
日当たりが良くて平らな所に座って、お昼ご飯を食べました。
先週のお昼には、温かい飲み物を持ってくれば良かったぁ
って思ったので、今回はちゃんと持って来ました。
日差しが強くて風が吹かなければ暑いくらいだったけど、山の中で温かい飲み物を飲むって、ホッとしますね。
ゆっくり休んで下山開始です。
来た道を戻って行きます。
登ってる時は後方にあったので気が付かなかったけど
ローソク岩が見えました。
あの天辺に登った人もいるんですよぉ。
この分岐、登った時は右から来て左に行きました。
下山では、上(左)から降りて来て左に曲がります。
下って行くと苔ワールドでした。
倒木も多くて、それに苔が付いてすっごく綺麗な空間でした。
写真では、緑色の綺麗さが出て無いのが残念。
先へ進むと、またこんな狭い道になりました。
道自体も左に斜めってるので、足を滑らせないように
注意しながら歩きました。
こんなガレ場を渡って向こう岸に登って少し進むと
駐車場が見えました。
駐車場の奥にある道から帰って来ました。
すると駐車場で車の後ろにいる女性が、目を丸くして
スマホの地図と私達の方を見比べていました。
駐車場の入り口にはピンクリボンが付いているものの
道標は何も無いですからね。
今回歩いたのは6.3km。
距離は短かったけど、アップダウンがキツかったし
細尾根やなだらかな尾根道。
岩場や絶景など、盛り沢山だったので十分に楽しめました
時間は、もっとずっと短いはずです。
地図で『行動開始』して『終了』を押すまでの時間だから。
前回から厚い手袋をはめてて、スマホタッチ出来る物なんだけど、指がしっかり先まで入って無いからか感知が悪くて
いちいち手袋を外したりはめたりする時間が、写真の枚数だけ必要なので、それだけでも結構な時間になります。
その上、YAMAPの地図は口コミ機能があるので、危険な場所や、絶景の所などをその場で書き込みしないと地図のその位置に反映されないから、書き込みをしてる時間も入ります。
ご飯休憩は30分位で、その他の休憩は今回は無しでした。
だから歩いてた時間は、4時間半位かも知れないですね。
写真を全部見てもらうと判るように、絶壁で撮った物以外は
木々の隙間からでした。
葉っぱが無いから見えた訳で、茂ってる時期は展望の無い
登山道と山頂って事になります。
かと言って、道の凍り具合や狭さなどを考えると、1月はもう
危険が増すと思います。
紅葉が終わった頃から12月中旬までと、雪が解けた3月の終わり頃から葉っぱが茂るまでなら、今回のような展望の期待できる時期だと思います。
ここはまた行ってみたいですね。
だって、御岳山山頂の像を見て居ないんだもの。