前回はDAY⑦融解胚移植 BT へ向けてホルモン補充周期後半 でした。

 

ホルモン補充周期 プロゲステロンの投与に切り替えをした6日後

いよいよ移植となりました。

今回はアシストハッチング(AHA)という技法を使用していただき

より孵化しやすい状態を作り、移植しました。

 

 

上差しアシストハッチング(AHA)

Hatching(孵化)とは胚が透明帯から出てることをいいます。ヒトの卵は卵細胞とそれを取り囲む透明帯で構成されています。透明帯は受精の際に精子が何匹も侵入する多精子受精を防ぐ役目をしますが、受精後は 分割してくる細胞を立体的にまとめる役目をします。細胞分裂はさらに進み、やがて胚盤胞と呼ばれる細胞の塊になります。拡張した胚盤胞は透明帯を破り外へ脱出し(Hatching)、着床の準備が整った子宮内膜にくっつき(着床)、妊娠が成立するわけです。ところが、胚盤胞が正常でも透明帯が厚い、あるいは硬いような場合、うまく孵化(Hatching)が起こらず着床できない受精卵があると考えられています。そこで、あらかじめ胚移植を行う前に透明帯に切れ目を入れて着床しやすくするのが アシステドハッチングです。

  • 何度か良い胚を戻しているにもかかわらず妊娠しないとき (原因不明の不成功例)
  • 透明帯が通常よりも厚いとき
  • 透明帯が硬いとき
  • 年齢が高い

アシステッドハッチングにはいくつかの方法が報告されていますが、我々は透明帯を機械的に十字に切開する方法を用いています。これは薬品による方法に比べ胚への影響が少ないと考えられます。

 

 

病院この日の検査内容

リカバリールーム着替え→移植(5分)→お会計

 

 

札束診療明細(全て自費) total@132.000

融解胚移植@88000・胚融解@22000・アシストハッチング@22000

 

 

ハートのプレゼントこの時期毎日行っていたこと、お灸は簡単でじっくりと体内部を温めてくれます。こちらは火を使わないので3時間程貼ることができより効果的。

また手軽さもあり、全く負担にならず、心地よくできたのも良かった。

 

 

 

次回はDAY⑨融解胚移植 BT14 妊娠判定 (陰性)

 

 

 

フォローしてねアメンバー募集中ペタしてね