ドジャースの前田健太投手(29)は19日(日本時間20日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発。5回5安打1失点の好投で、8勝目(4敗)を挙げた。8回途中に降雨コールドゲームとなり、チームは9-1で11連勝とした。前田は安定した内容だったが、83球での交代となり、首脳陣の信頼はまだ得られていない様子だ。
後半戦の初マウンドの相手となったホワイトソックスはア・リーグ中地区の最下位。すでに主力をトレードに出して来季に向けた再建に乗り出している。ペナントレース脱落チームが相手だけに、先発争いをしている前田は、単に勝つだけではなく、球数を少なくして長いイニングを投げることが必要だった。
1点を先制してもらった1回1死、2番カブレラに内角球を右越えに運ばれるソロ本塁打で同点に追いつかれたが、そこからは93マイル(150キロ)の速球を主体に攻めた。2回は中前打と四球で無死一、二塁のピンチを迎えたが、7番アンダーソンの送りバントを軽快にさばき併殺に仕留め、失点を防いだ。
5回1死一塁では、投ゴロを捕球した前田が二塁に送球したが、ベースカバーがなくオールセーフ。しかし、1番ハンソンを空振り三振、カブレラを二ゴロに仕留め、勝ち投手の権利を得た。時折、ヒヤリとするボールもあったが最少失点にとどめた。
好調の味方打線の援護で余力を残して5回で降板した。
ドジャースは前日までオールスター戦を挟んで10連勝。両リーグ最高勝率(・691)の65勝29敗でナ・リーグ西地区首位。2位ダイヤモンドバックスに10・5ゲーム差をつけて独走している。
チーム防御率は3・09で両リーグを通じて1位。先発投手ではエース左腕カーショーが15勝(同1位)で、防御率も2・07(同2位)。ウッドも11勝(同3位)を挙げ、抑えのジャンセンの24セーブ(リーグ2位)と安定している。
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ホワイトソックスの地元紙、シカゴ・トリビューンは「ドジャースは今、完全に波に乗っている。1988年以来、29年ぶりの世界一のチャンスだ」と伝えている。