幼児の時の感覚は
よく覚えてる。
周りはもう
すりガラスの向こうみたいに
みんなもやがかかってて
とても遠い。
皆がとても遠く感じている。
私は一人だ。
1人でポツンと存在してる。
感覚的に遠いのだ。
実際の距離が30㎝でも、とても遠く感じてる。
そして目の前に
突如誰かが現れて私に働きかける。
その時その人は見える。よく見える。
だけど
それ以外の人は相変わらず
遠い。見えない。感じない。
そんな感じ。
先生も生徒も
みな同じ。
ただ、家族だけは違った。
家族は
遠くはなかった。
そんな感覚の記憶がある。