人間仮免中、という漫画を読んだ。
- 人間仮免中/イースト・プレス
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
なんかレビューをみて、今すぐ読もうと思って電子書籍でダウンロードして読んだ。
そうとう揺さぶられる、とかなかなか読んだ後立ち直れないとかいうレビューの人もいた。
が、実際はそうでもなかった。
この作者の卯月妙子という人は初めて知ったけど
小さいときから統合失調症を発症していたそうだ。
もとAVでしかもスカトロ、ミミズ食いとかエログロ系で
かなり気持ち悪いのを平気でやってたらしい。
そして結婚まもなく、子供ができたけど、旦那に自殺され、子供は実家に預けてる。
そんでまあ、ある日、症状が出てしまって、歩道橋から飛び降りるんだけど
顔面骨折して入院してそれで
回復していくときに初めて周りの愛情を感じて受け入れることができていくような話なんだけどね。
まあ、もともと割りときれいな人だったらしくて、それで顔が変になっても受け入れてもらってなおさら愛情を確かめることができたみたいな
そんな切ないものもあってさ。
まあ泣けた。
ある意味わかる、って思って。
あと、彼女のお母さんがいい人で、すごく愛を感じた。
そこまではよかった。
そのあとさ。
私は彼女がどんなにきれいだったかを調べようと検索してたらさ
彼女が自分で描いたものがいろいろ出てきてさ
それによると
彼女は自分の一人息子に対し、4歳から性的なことをたくさんしていて
しかも小学三年生には性行までしてる。何度も何度も。
そして精通があったからといって
それからは、妊娠する行為はしないが、それ以外のことは何でもしてたと。
しかもそれが何が悪いのかという。
彼女は自分が幼少時代、同じように実の両親の性行為を見て育ったそうだ。
そしてそれをみて自慰することは当たり前であり、中学の時まで父親に性器を触られていたそうだ。
これは彼女が普通に書いていたことであり
2chとかだったらいいのに、と思うほど衝撃だった。
今までの感動はなんだったのだろうと
そう思った。
感じたことは嘘じゃない。でも彼女が息子をいたずらするような人間だったとわかっていたら
これを読まなかった。
そしてそこに出てくる母親は素晴らしいとこばかり描かれているが
実際は幼少時から彼女の前で性交を行っていたとんでもない親であることは描かれてない。
描いてくれ
一緒に描いてくれ。
自分が息子を性的にいたずらしていたことを。
そして
母親がどんな人間だったかを。
あの本はなんなんだ?
卯月妙子のファンですとかいう人って
それを知ってても
人間の切なさとか言って、包み込んでるのだろうか?
親が悪いとか
その親が悪いとか
そんなのじゃない。
彼女は頭がおかしい。
そして
その彼女のことを切り離せず
いちいち
イラッとした私はこのことの中に自分の何かを持っているんだ。
それが
揺さぶられるってことですねえ
漫画だけならいいのよ。
ぜんぜん。
いい漫画だった。画力がなくても売れるんだと
そういうことでも、いい漫画だった。
糸井重里は、レビューしてたけどねえ
知ってるんだろうかとか
いちいち思った。
きっと彼女は
出版社に許されれば何でも描いたのかも。
だってそういうキャラだもん。
自分を取り繕う感じは一切ないし
それで何が悪いの?って本当に思ってるようだ。
だから、出版社の関係で
「売れる」ように
いい部分しか書かれてないのだ。
その漫画には。
いい部分というか。
感動できる部分っていうかね。
つづく