株式会社ファンドレックスの代表取締役 鵜尾雅隆さんのお話を聞く機会がありました。とても興味深かったので、その内容をご紹介したいと思います。
今、ソーシャルなお金の流れは、ざっくりと国内で1兆円規模に達しているそうです。内訳は、個人の寄付2000億、法人活動5000億、他2000億といった具合。個人も結構な数字ですが、企業は意外に少ない気がしました。
鵜尾氏は、アメリカでは20兆円もあり、日本はまだ伸びる余地があるとのこと。
寄付付商品は、コーズリレーテッドマーケティング(以下CRM)と言われ、80年代にも一時的話題になりましたが、当時はまだ生活者に受け入れられる状況ではなかったようです。
今は、第2の大きな波が到来!その理由を3つ挙げられていました。
●経済的な逆境下で、CSRが「戦略的CSR」へ進化
⇒その象徴としてCRMが活用されてきた。
●生活者の意識が変化。社会貢献の関心度UP
⇒寄付付商品など社会へつながる商品は高関心。
●成功事例が可視化
⇒ヴォルヴィックやネピアなど著名なCPが頻出。
さらに、上記で言うCSR活動と、CRM活動は似たようで異なる特徴を持つそうです。
CSRは企業の社会的責任のことで、企業がさまざまな活動をおこなうプロセスにおいて、利益を優先させるのではなく、ステークホルダーとの関係を重視します。
これに対してCRMは、製品の売上によって得た利益の一部を社会に貢献する事業を行っているNGOなどの組織に寄付する活動を通して、売上の増加を目指すというマーケティング手法。
主管部門が、CSRのように社長室・広報室や社会貢献部ではなく、営業企画部門なのも大きな特徴なんだそうです。ビジネス視点が重視されていることを象徴していますね。
でも、成功要因の1つとして、人の想いと商品への思い入れが大事!と仰ってました。社内でもっともアツい人が推進エンジンですと。
なるほど、「想い」が大事なんですね。
それが、エシカルッ!