久しぶりに使おうとしたら、使い方をすっかり忘れていたので、メモ書きにしておきます。

NanoVNA-H4の操作メニューのマップ
これはNanoVNA-H4のマップです。このブログには大きな画像が貼れないようなので、別のところに大きな画像を用意しました。そのリンクです。
NanoVNA-H4 Menu Structure Map
オリジナルのNanoVNAについてのマニュアルである『NanoVNA User Guide』のリンクも貼っておきます。
NanoVNA User Guide(日本語)
NanoVNA-H4を使ったアンテナのSWRの測定方法
⓪ 《作業に必要なもの》 ・本体 ・USB TypeCケーブル ・オープンコネクタ
・ショートコネクタ ・ロードコネクタ ・操作用のタッチペン
◎NanoVNA-H4の入力端子はSMA-J(ジャック・メス)です。アンテナのSWRを測定する場合、たとえばアンテナからの同軸ケーブルの端子がM-P(プラグ・オス)であれば、〈SMA-P ⇔ M-J〉変換コネクタを使って接続します。
① 《充電する》 付属のUSB TypeCケーブルを使用する。赤LEDは充電中点滅し、充電完了で連続点灯。なおUSB TypeCケーブルのコネクタ部分には上下の区別がありません。
② 《電源を入れる》 スライドスイッチを右へ。青LEDが点滅する。

画面表示の例 ☆SWR(黄色)とスミスチャート(緑色)を表示するように設定してあります
◎この画面は、較正後にコネクターCH0にアンテナを接続したときの表示の例です。
◎この画面では左枠外の〈C0〉のCが大文字なので、この周波数範囲で測定するのであれば、較正せずにこのまま使えます。
◎この画面ではSWR(黄色)のチャンネル表示の〈CH0〉が反転しているので、SWRがアクティブなトレースです。
◎複数のマーカーが表示されている場合は、〈MARKER1〉以外を画面から消します。
[MARKER]⇒[SELECT MARKER]⇒[消したいMARKER$]をタッチ
◎メモリにセーブされた較正データを呼び出す場合は
[RECALL]⇒[RECALL$]を選択 なお、$は0~4
以下③~⑤は、新たに測定周波数範囲を設定し、較正する方法
③ 《(必要なら)表示するトレースの変更》
アンテナのSWRの測定ですから、TRACE0(黄色)にSWRを、TRACE2(緑色)にSMITHを設定します。
3-1 使わないトレースを画面から消す。[DISPLAY]⇒[TRACE]⇒[消したいTRACE$]をタッチ
3-2 表示内容を変更したいトレースをアクティブにする。アクティブなトレースのチャンネル表示は反転しています。 [DISPLAY]⇒[TRACE]⇒[アクティブにしたいTRACE$]をタッチ
3-3 表示内容を指定する。 [DISPLAY]⇒[FORMAT]⇒[SMITHまたはSWR]をタッチ
④ 《測定周波数範囲を設定》
4-1 [STIMULUS]⇒[START]⇒数値入力
4-2 [STOP]⇒数値入力
⑤ 《キャリブレーション(較正)》
アンテナのSWR測定なので、コネクターCH0のみを使うための較正をする。
5-1 まずリセットする。[CAL]⇒[RESET]をタッチ
5-2 [オープンコネクタを付ける]⇒[CAL]⇒[CALIBRATE]⇒[OPEN]をタッチ
5-3 [ショートコネクタを付ける] ⇒ [SHORT]をタッチ
5-4 [ロードコネクタを付ける] ⇒ [LOAD]をタッチ
5-5 較正終了処理。 [DONE]をタッチ
5-6 較正したデータを保存する。 [SAVE$]を選択 なお、$は0~4
◎[DONE]の処理が終わると、自動的に[SAVE$]を選択する画面になります。
◎例えば[SAVE4]を選択すれば、左枠外の表示は〈C4 DRS〉になっているはずです。この時〈C4 DRS〉のCは大文字です。
◎電源を入れた時にはいつもSAVE0のデータが表示されるので、較正が終了したらとりあえずSAVE0に保存しておいて、残しておきたい較正データがあればSAVE1~SAVE4に保存するという使い方もあります。 [CAL]⇒[SAVE]⇒[SAVE$]を選択 なお、$は0~4
⑥ 《(必要なら)SWRの目盛幅を変更》
7-1 まずSWRのトレースがアクティブなことを確認します。アクティブであれば、枠内上部のチャンネル表示が反転しています。反転していない場合は [SWRに設定してあるTRACE$] をタッチすれば反転します。
7-2 SWRの目盛幅を変更する。 [DISPLAY]⇒[SCALE]⇒[SCALE/DIV]⇒数値入力
たとえば [0.1 ×1] と入力すると〈 100m/ 〉と表示されます(画面表示の例)。
⑦ 《アンテナを接続してSWRを測定》
アンテナを接続すれば、すぐにそのアンテナの測定データが表示されます。
◎マーカーを動かして、知りたい周波数のSWRやインピーダンスなどのデータを表示させることができます。マーカーはジョグスイッチで動かすことができます。
◎スミスチャートと共に表示されるデータの形式の変更方法は次のとおりです。
[MARKER]⇒[SMITH VALUE]⇒[表示したい形式]をタッチ
⑧ 《電源を切る》
測定が終了したら電源を切ります。
<end>