BUMPOFCHICKENの綴りを覚えようと、ノートいっぱいに書いたのが懐かしい。
昨日、幕張メッセで20周年のライブがあった(らしい、行ってない、死にたい)
ロストマン、ナイフ、ベル、バトルクライ………セトリ見て驚愕した。
バタフライの曲ももちろんやったんだろうけど、まさかそんな懐かしい曲をやるだなんて思わなかった。
"話したい事は 山程あるけど
話さないと決めた事もある
電話の後で 僕が泣いた事は
いつまでも君は知らずにいる"
/ベル
聴き返して、なんて優しい歌詞なんだろうとしみじみ思った。
オンリーロンリーグローリーを聴いて、こんな素晴らしい曲が世の中に存在していいのかな!?と度肝を抜かれた。さらに、メーデーでは、歌詞もメロディも全てが全てが全てが最高に良くって、ありとあらゆるところに歌詞を書き写したりした。そしてrayでは、ファンでよかったと思って泣いた。
藤原基央が某ラジオで、とんでもなく長い前置きと共に「一緒に頑張ろう。僕と一緒に頑張ってください。」と言っていたのを今でも忘れない。
頑張ってくださいじゃなく、何かを覚悟したように"一緒に"と言ったことに、その一言を言うために長い長い前置きをしたことに、藤原基央の底知れぬ優しさを感じた。
その言葉を思い出すたびに、埼玉スーパーアリーナで見たライブを思い出す(カルマを聴いて騒音性難聴になったのもいい思い出。医者に騒音性って言われた時殴りかかろうかと思った。「騒音だと!?神聖なあまり、神聖なあまり難聴だ!」と。イかれてる)
arrowsで涙が止まらなくなった。
"大丈夫 見つけたものは本物だよ 出会った事は本当だよ
捨てられないから持ってくよ 迷子だった時も
出会った人は生き物だよ 生きてた君は笑ってたよ
迷ってた僕と歩いたよ 偽物じゃない荷物だよ
これだけあれば きっと僕でいられるさ
一緒に ここから 離れよう"
/arrows より
一緒にここから離れよう。
そうか、ずっとここにはいられないんだ。と痛感した。
変わっていく不安に、大丈夫だと背中を押してもらった気がする。
"大声で泣き出したいよ 慣れてなくて上手くいかないよ
嫌いな世界と一緒に 自分まで嫌わないように
何度でもなんて無理なんだ 変われるのは一度だけ
変わらないままの人と 鏡の中で向き合えるように
そう変わるんだ 一度だけ変わるんだ
そう変わるんだ"
/ラストワン より
こんな才能の塊みたいな人間なのに、なんで藤原基央は自分を上手く好きになれないんだろうと疑問に思う。
それはさておき、自分が大嫌いになったわたしにはこの歌詞はすごく響いた。この変化は簡単なようで難しく、小さいようで大きな変化だった。
自分と向き合うことの重要さを教えてくれたのは今も昔もBUMP OF CHICKENだった。
"◯×△どれかなんて 誰かと比べてどうかなんて
確かめる間もないほど 生きるのは最高だ
あまり泣かなくなっても ごまかして笑ってくよ
大丈夫だ あの痛みは 忘れたって消えやしない
大丈夫だ この光の始まりには 君がいる"
/ray より